『エピソード4』の直前の、デス・スターが主役の物語です。
ここで戦う人々はジェダイでもなく、フォースも持っていません(フォースを信じてはいます)。目的はデス・スターの破壊を目指す(設計図を手に入れる)だけです。
ジェダイではなくても、盲目のチアルートも新ドロイドK-2SOも自らの命をかけて、満身創痍で戦います。
ローグワンのネタバレあらすじ
帝国軍の究極秘密兵器”デス・スター”を完成させるためには、科学者ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)の頭脳が必要でした。
惑星ラ・ムーで、妻ライラ、娘のジンと平穏に暮らしていたところに、帝国軍のオーソン・クレニック長官(ベン・メンデルソーン)のシャトルがやってきました。
ゲイレンはジンに身を隠すように言います。両親と離れるのは辛いことですが、これまで何度も訓練として行ってきたように、シェルターに逃げ込みました。
母は殺されて、父は連れ去られました。ジンは反乱軍の戦士ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)に助け出されました。
数年ののち、大人になったジン(フェリシティ・ジョーンズ)は、強制労働収容所へ送られるところを反乱軍に保護され、ヤヴィン4の本部に連れてこられました。
反乱軍のキャシアン(ディエゴ・ルナ)は、帝国軍のパイロット、ボーディー(リズ・アーメッド)が脱走し、ゲイレン・アーソの使いとして、ソウ・ゲレラに会いたがっているという情報を得ました。
ゲイレンとソウ、こうした断片的な情報をつなぐため、ジンを仲介役にしたかったのです。
ジンは、キャシアンとK-2SO(もとは帝国軍のドロイドで、いまはキャシアンの親友)と共に、ソウのいる砂漠の惑星ジェダに向かいました。
ジェダでは帝国軍がボーディーを探していましたが、そのころボーディーはすでにゲイレンのメッセージが入ったホログラム映像をソウに渡していました。
ジンは街でソウの部下と帝国軍の戦闘に巻き込まれますが、盲目のチアルート(ドニー・イェン)と相棒のベイズ(チアン・ウェン)に助けられます。チアルートはジンの善良な心と、服の下に隠したカイバー・クリスタルのネックレス(母の形見)を見抜きます。
ソウの隠れ家で、ジンとソウは数年ぶりに再会し、父親代わりだったソウがジンを置いて出ていった理由を知り、わだかまりが溶け、一緒にホログラムの映像を見ます。
父が自分を愛していること、帝国軍の開発している兵器のこと(あえて弱点を作ったこと)を知ります。ジンは、自分が設計図を奪わなくてはならない運命にあることを悟ります。
そのころ帝国の実力者ターキンの命令で、クレニックはデス・スターの発射テストとしてジェダを砲撃しようとしていました。街のすべてが吹き飛びます。「一緒に逃げよう」と言うジンに、足が悪いから無理だと残るソウ。K-2SOが宇宙船で皆を救出しました。
ゲイレンがイードゥーの研究所にいることを知った反乱軍は向かいますが、キャシアンだけにはゲイレンを殺すミッションが伝えられていました(ジンが父は味方だと訴えても、証拠のホログラムもないし信じてもらえません)。
キャシアンにミッションを与えるだけでなく、帝国軍の基地を空爆してすべて破壊する命令も下します。激しい銃撃戦のさなかにゲイレンとジンは再会することができました。最愛の娘との待ちわびた再会でしたが、ジンの目の前で父は死んでしまいました。
帝国軍の輸送機を奪った一行はヤヴィン4に戻りますが、機中でジンは、父を殺すための計画だったのかとキャシアンを責めます。
反乱軍の本部では降伏か戦闘かの議論の最中でした。ジンは戦うことを主張しますが、評議会は降伏を選びました。
ジンとそのチームは、惑星スカリフの研究施設、その保管庫にあるデス・スターの設計図を盗み出すため、帝国軍の輸送機で飛び立ちます。
”ローグ・ワン(ならず者たちの集まり)”の誕生です。
May the Force be with us
ローグワンのラスト結末
まずは爆弾を次々に爆発させ騒ぎを起こし、混乱させる作戦です。その隙に帝国軍のユニフォームに身を包んだジン、キャシアンとK-2SOの3人が保管庫に忍び込みます。
Kの必死の守りのおかげで(Kは死んでもジンを守り抜く覚悟でした)、ふたりは設計図を手に入れることができました。
キーワードは”スターダスト”。父はジンをいつもそう呼んでいました。
ローグ・ワンが飛び立ったことを知ったヤヴィン4の反乱軍もスカルフに向かってきます。
その侵入を防ぐため、シールドゲートが閉じられてしまいました。このシールドがあっては、設計図のデータを送信することができません。
ボーディーたちが地上にあるマスタースイッチをONにして、通信を確保する必要があります。
チアルートがスイッチを入れますが、砲弾に倒れます。ベイズがトルーパーたちを全滅させますが、自身も死んでしまいます。
ボーディーはラダス提督にゲートを破壊するよう伝えた直後に、爆発で命を落とします。
反乱軍は、スターデストロイヤー2基をぶつけて、ゲートを消滅させることに成功します。
ジンもタワーの屋上に上がり、設計図のデータを準備します。そこにクレニックが現れますが、キャシアンに助けられ、データを送信できました(無事にラダス提督が受信しました)。
ミッションは完了です。
そのとき、デス・スターが現れました。
スカルフのすべてが破壊されました。
ラダス提督の戦艦にダース・ベイダーが乗り込んできますが、間一髪、設計図は、惑星オルデランに向かうレイア姫の手に託されました。
ローグワンの感想
「この設計図を帝国軍から盗み出すために、たくさんの犠牲が出ました」という一言のセリフから、この物語が作られました。
スター・ウォーズはすでに世界中の人々から愛されていますが、この『ローグ・ワン』は最高傑作ではないでしょうか。
でも、もう二度と会えません。全滅してしまいましたから。
ダース・ベイダーは、テクノロジーを駆使した究極兵器の創造なんてことよりも、真のパワーというものは、自分自身が経験した損失のように献身と犠牲から得られるものと信じていた、そうです。ダース・ベイダーもデス・スターの完成を待ち焦がれていたのかと思っていましたので驚きました。
ダース・ベイダーが登場した割に、設計図がスルスルと人間たちの手を通りレイア姫に渡ったのは、そんな思いからでしょうか。
ならず者たちの絆の物語でした。
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