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アルキメデスの大戦(映画)のネタバレあらすじと感想!ラストや結末も

新作映画

カメレオン俳優菅田将暉が主演の映画『アルキメデスの大戦』が、いよいよ上映されました。数学者主人公が、戦艦大和の建造をめぐって帝国海軍と戦う異色作である本作。

今回は映画の結末まで、ネタバレをダイジェストでお届けします。

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アルキメデスの大戦(映画)のネタバレあらすじ


物語は、いきなり戦艦大和が砲撃され、沈んでいく場面から始まります。そして、そこからさらにさかのぼる形で、本編が開始するのです。

1933年。欧米との関係が悪化しつつあった日本は、軍事力増強を計画していました。

そんなとき、海軍省はこれからの戦いを巡って2つの派閥が対立してしまいます。

一方は航空戦が戦争の要になることを予測し、空母の新造計画を提案した山本五十六。

一方は、日露戦争の栄光に囚われて大艦巨砲主義を掲げ、巨大戦艦の建設を提案した保守派の嶋田繁太郎少将と平山忠道海軍造船中将です。

序盤は海軍大臣にひそかに手回しをしていた嶋田側が優勢でした。

議論を通り越して感情的な喧嘩状態になってしまい、再検討に2週間の猶予を与えられることになりました。

そんな状況で、どうにか打開策がないか考えていた山本と運命の出会いを果たしたのが、今回の主人公である櫂直でした。彼は、湯川秀樹に比肩する数学の天才だったのです。

軍人嫌いの櫂は、当初は山本への協力を拒みます。

しかし、櫂がアメリカのプリンストン大学へ留学を希望していたことに目を付け、山本は説得を続けます。

精神論がまかり通っている日本は、このままではアメリカと戦争になってしまう……そう説得したのです。

以前、鏡子の父と嶋田に不敬を働いたせいで無理矢理別れさせられた恋人である鏡子。彼女を死なせるような戦争に発展させないためにも、櫂は山本の申し出を受け入れたのです。

戦艦の調査を始めた櫂


こうして海軍少佐となった櫂。訓練もなにも受けず、とりあえず地位だけ与えられた状態ですが、彼は海軍省へと向かいます。

目的は、嶋田達が進めている巨大戦艦計画の闇を暴くことでした。

ところが、情報は機密扱いで、ほとんどが閲覧不可能。入手できたのは、ほんのわずかな覚書だけでした。

非常に不利な状況ですが、櫂は諦めません。彼の副官をすることになった田中少尉の協力で、横須賀に停泊していた戦艦長門に乗り込み、直接巻き尺で測量を開始。覚えたての測量と数学技術で、正確な図面を完成させていきます。

カギは民間企業?

図面などのデータが完成しても、人件費や材料費など造船にかかるコストがわからなければ、答えは出せません。

軍が秘匿しているデータでも、民間企業ならあるかもしれない、と櫂と田中は心当たりを訪ねるのですが、どこも相手にしてくれません。すでに嶋田達による根回しが行われていたのです。

ここで万事休すと思いきや、以外な人物が櫂の前に現れました。

かつての恋人、鏡子です。

彼女は自分の父親のせいで大学を辞めることになってしまった櫂を気にしており、協力を申し出てくれたのです。鏡子はある造船会社の情報を教えます。

大阪へ急ぐ櫂


大阪にある小さな造船会社。そこの社長である大里には、かつては軍の下請けとして仕事をしていたのですが、軍閥に傾倒していく鏡子の父に意見したせいで干されてしま過去がありました。

そのため、最初は櫂たちへの協力を拒みます。

しかし、最終的には鏡子や櫂の必死な姿を見て考えを改め、情報を教えてくれました。軍艦造船に関する、多くの資料を見せてくれたのです。

必要な情報が手に入った櫂ですが、タイムリミットは刻一刻と迫っていました。

急げ!

書き写せる必要最小限の情報を大急ぎで写し、櫂は東京へと急ぎます。

嶋田の根回しで、本来ならば2週間あった期限が大幅に短縮。決定会議が翌日の正午にされてしまったのです。

東京行の汽車の中で、徹夜で式の計算に奮闘する櫂と田中。

その甲斐あって、どうにかギリギリのところで会議に間に合った櫂たちは、「鉄の総量から造船費用を算出する」という方程式を編み出し、見事に戦艦の造船は採算が合わないことを証明します。

これにより、空母造船に軍配が上がったのです。

櫂や山本たちの勝利でした。しかし、櫂の頭の中には、ある疑問が残っていたのです。

真相

櫂は図面を書いていた時、ある違和感を覚えました。当初、図面の知識がなかった櫂には理解できていませんでしたが、それは「年に数回ある嵐がぶつかると、船が転覆する危険がある」ということを意味していました。

それを指摘すると、平山と島田は真相を語ります。

彼らはコストを度外視して極秘裏に戦艦を作り、ここぞというときに世界を相手にするつもりだったのです。

下手に情報を公開してしまうと敵国にもバレてしまい、メリットがないために隠していたのでした。

一方、今回の論戦に勝利した山本五十六は、航空戦力を整えることに成功し、後の真珠湾攻撃のための下準備を進めつつありました。

櫂もまた山本に利用されており、自分でも気づかないうちに別の戦の火種に力を貸してしまっていたのです。

ラストや結末は?戦艦大和の本当の目的


それからしばらくして、平山は櫂を呼び出します。

平山は、大和を諦めていませんでした。大きな模型を櫂に見せながら意見を求めます。

櫂は、国民を煽って危険な戦争へと発展しかねないと反発しますが、平山はあまりにも予想外なことを言い出します。

「日本は負け方を知らない」

日清戦争、日露戦争を経験した日本人は、軍民問わず、最後の1人まで玉砕覚悟で戦ってしまう。

それを防ぐには、圧倒的な戦力を誇る、巨大な戦艦が撃沈することで、覆しようのない敗北を演出することが必要である、と言い放ったのです。平山は大和を『憑代』と称していました。

大和が敗北することで、日本はギリギリの状態で滅亡は免れる、という計算が合ったのです。

そして、いよいよ大和の船出の日がやってきます。

大和を見送る櫂の目には涙があふれていました。他のみんなは希望に満ちて見送っていましたが、真実を知る櫂だけには、大和はまるで墓標のように見えていたのでした……

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アルキメデスの大戦の感想

「実は敵対していた上層部は日本の敗北を予見していた」という終盤のどんでん返しは見事でした。

物語の途中で様々な苦難や計算が出てきますが、最後の最後でそれらをすべてひっくり返すかのような結論が出てきたのを見て、完全に作者の掌の上で踊らされていたことに気付きました。

結末を知ってから冒頭の大和撃沈のシーンを思い返すと、当初は櫂の敗北だと思われていた結末が一気に逆転して見えます。

素晴らしい、脚本でした。
 
 
映画「アルキメデスの大戦」については、こちらも見てみてください。
 
 


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