今作はアメリカホラー映画で2019年に公開されたミステリー&スラッシャーホラー映画になっています。
制作費900万アメリカ合衆国ドルに対し興行収入6420万アメリカ合衆国ドルととてもヒットした映画です。
監督はクリストファー・B・ランドンです。
主演は前作に続きジェシカ・ローデとなっています。
ハッピーデスデイ2のあらすじ
前作で主人公ツリーが自分の誕生日に何者かによって殺害されました。
目が覚めるとまた同じ日、また殺されまた同じ日を繰り返していくうちにタイムループしていること。
そして、どうすればこの殺人ループから抜け出せるのかを導き出し見事解決と思っていたのも束の間、今作へ続きます。
今作でも気が付けばまた殺人ループが始まってしまいました。
だが、前の時とは何かが違う。
そう、前作ではツリー一人でしたが今作ではなんと他にも殺人ループを体験している人がいたのです。
しかも自分の周りの人たちが今までと違うことに気が付き、ツリーが知っている過去をループするだけではなく違う世界でもあるという衝撃の事実が解明されてしまいます。
前作同様ツリーがタイムループに入ってしまった理由とは。
殺人を繰り返す犯人とはいったい誰なのか?
前作でビッチと罵られおバカさんなツリーにこの事件を解決することはできるのでしょうか?
ハッピーデスデイ2のネタバレ
ツリーと恋人カーターが部屋でいちゃつく頃、ルームメイトのライアンは泣く泣く車で寝ることに。
朝目覚めたライアンは寮に戻る途中、老婦人がつれている犬に吠えられ、ホームレスが茂みの中からでてきてビックリ、スケボー男とすれ違い、寮の自室ではいつものようにいちゃつく二人。
すると、すぐに研究室へ来るようにとの呼び出しのメールが届き詳しく聞くとライアンとサマール、ドレとともに開発中の装置シシーが夜中に作動してしまったという話でした。
研究室へ行くとブロソン学部長に「研究成果も出さず、停電を起こすほどの電気を浪費するシシーは金食い虫でしかない。6時には没収する。」とライアンに告げます。
一人残されたライアン、またメールが届きます。
それはライアンが移された写真でした。
ガタッ
研究室の中から音がすることに気づくライアンはメールを不審に思いつつも音の正体を確かめようと扉を開けます。
が、そこから現れたのはベビーマスクのあいつ。
そこでライアンは刺殺され、気が付くと朝自分が寝ていた車の中で目が覚めるのでした。
そして同じことが繰り返すことをツリーとカーターに説明します。
ツリーが殺人ループの話をカーターが痛みをあたえ現実であるという事実を突きつけます。
ツリーは11回殺されました。今回のお話は3人が協力します。
三人寄れば文殊の知恵というように殺人ループから抜け出すことはできるのでしょうか?
ハッピーデスデイ2犯人と結末
最初のベビーマスクはサマール。
しかし、サマールはライアンが殺されたときベビーマスクとは別にサマールがいたという事で違う。
次に現れたベビーマスクはなんとライアン。
ベビーマスクのライアンとベビーマスクと戦っているライアン、なんとライアンが二人この世界にはいたのです。
二つの平行世界がつながってしまったようです。
しかしこれを阻止する機会がありました。
それは最初に登場したシシー。
シシーを作動させ何とか現実に戻ったもの、戻ったその日は・・・
ツリーの殺人ループが始まった彼女の誕生日18日だったのです。
ツリーは悲しくも自分が殺される日を過ごしていきますが、前とは違いました。
ツリーがループした日それすらも平行世界の別次元だったのです。
前作で分かっている犯人トゥームズも出現。
トゥームズを射殺しロリを救うことに成功しますが、彼女には秘密がありました。
そこで、もう一人のベビーマスクが現れます。
真犯人グレゴリー教授でした。
ロリの秘密それはグレゴリー教授との不倫、そしてグレゴリー教授はトゥームズにロリを殺させるか自らが殺すか策をしかけていたのでありました。
グレゴリー教授と対峙しているツリーとロリ。
ロリの背後から銃声が鳴り響きます。
それは、グレゴリー教授の妻、不倫相手で憎いロリを殺し家庭を修復しようとした結果の行動でした。
しかし妻を邪魔に感じたグレゴリーはなんと妻をも撃ち殺しています。
結果グレゴリーはツリーにMRI装置により身動きを封じられ倒されるのでありました。
ハッピーデスデイ2のラストは
最終的にはシシーを起動し現実世界への帰還に成功します。
待っていたものは、学部長からのお仕置きとしてカーターやライアン、サマール、ドレとともにごみ拾い。
黒服の男たちに国防研究所に連行されシシーを絶賛されます。
実験の続行を頼まれますが経験者であるツリーたちは賛同しかねます。
しかし、ここでツリーから一つの提案として実験にふさわしい人物があげられました。
ダニエルが悲鳴を上げてベットから目覚めたのはまたの機会に。
ハッピーデスデイ2の感想
この作品ではタイムループや平行世界などとても科学では説明できないような事柄が出てきます。
SF好きも気になる作品になるのではないでしょうか?
そして、何度も自分が殺される日を繰り返すという苦痛。
主人公ツリーがくじけずに解決へ身を乗り出す姿は圧巻でした。
自分がこのような事態に陥ったらと思うと鬱になってしまうかもしれません。
しかし、今の時代だからこそこのような作品を見て、ありえない、つらい現実に立ち向かう勇気を持ってほしいです。
この作品は殺人、恐怖などの負の面もありますが、見た人々に勇気をあたえる作品であるとも感じました。
みなさんも勇気をもって毎日を歩んでいきましょう!