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「光をくれた人」のラスト結末!ネタバレあらすじと感想も

洋画

孤島にたった二人だけで暮らす夫婦。”ほかには誰もいらないと思えるほど幸せだった”という二人は、映画そのままに結婚しました。満ち足りて幸せなときも、罪の重さに心が離れていくときも、もはや演技を超えた二人を見ているだけで大満足できます。

”たった一度だけ赦せばいい”という赦しがテーマでもある映画です。

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光をくれた人のネタバレあらすじ


20世紀初頭のオーストラリア。第一次大戦の英雄として生還したものの心の傷が深いトム(マイケル・ファスベンダー)は、海に浮かぶ孤島ヤヌス島の灯台守として一人で生きていくことを望みます。多くの死を目の当たりにしたトムは孤独を求めていました。

試用期間を終え、正式な契約を結ぶためにいったん本土に戻ったトムは、無邪気にカモメに餌をやるイザベル(アリシア・ヴィキャンデル)と出会います。

戦争で兄を失っていましたが、生命力にあふれ陽気で前向きなイザベルの笑顔とともに、束の間の休日を穏やかに過ごしました。”兄を失った妹”ではない生き方を求めていたイザベルは、島に連れて行ってほしいとねだります。

ひとりで島に戻ったトムは、イザベルこそ人生に再び光を灯してくれる人だと気づき、手紙を送ります。しばらく手紙のやり取りを重ね、心を通い合わせ、トムからプロポーズし、孤島で新婚生活を始めます。

お互いだけがそばにいれば満ち足りる幸福。

しかし、イザベルが二度続けて流産してしまい立ち直れなくなります。

ある日、島に一隻のボートが流れ着きます。その中には父親と思われる男性の遺体と、元気に泣いている女の赤ん坊が乗っていました。

すぐに保全局に知らせなくてはというトムをイザベルが止めます。「自分たちの赤ん坊として育てたい」と強く懇願します。間違っていると知りながらも、イザベルを愛するあまり罪を犯してしまいました。

それから2年、二人はありったけの愛情を娘(ルーシー)に注いで育てました。

洗礼式のために本土に戻った際、トムは墓場でむせび泣く女性を見かけました。聞くと、「ボートで海に出かけたまま行方不明の夫と生まれたばかりの娘の墓」ということでした。

彼女は地元の名士の娘ハナ(レイチェル・ワイズ)で、親の反対を押し切ってドイツ人の男性と結婚するも、戦後まだドイツ人への偏見が強い中、からまれ追いかけられ、ボートで海に逃げたのでした。そのボートとは、あの時島に流れ着いたボートです。

ハナが深い悲しみの中にひとりで漂っていたことを知ったトムは、その日から罪悪感と戦います。「娘さんは大切に育てられています」という手紙をこっそりハナの家に届けました。

ハナはその手紙を警察に持っていきますが、手がかりはなく、そのまま時は過ぎていきました。

トムは、イザベルには何も知らせず胸に秘め、親子三人で幸せに暮らしながら、時折ハナを想って苦しんでいました。

さらに2年後、灯台建設40周年のイベントに出席する三人。このときついにイザベルも真実を知ることになりました。

「打ち明けるべきだ」「今さら手遅れよ」と対立する二人。

罪だとはわかっていても、今さら何ができるでしょうか。

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光をくれた人のラスト結末


ボートに残っていたフクロウのガラガラをハナに送ったことがきっかけとなり、トムが警察に逮捕されました。やはり生みの親に返すべきだと、すべて自分ひとりで行ったこととしてイザベルをかばったものの、娘を奪われたことを恨み、イザベルはトムを許しません。

さらに、すでに亡くなっていた男性なのに、トムが殺したとでっちあげの証言までしました。

トムはそれでもいいと思っていました。ただ一通の手紙をイザベルにしたためましたが、イザベルは読もうとしませんでした。

そのころハナも辛い現実と戦っていました。ルーシーは、グレースという元の名前を拒み、ハナを母親だとは認めず泣いてばかりいます。街でイザベルを見かけると抱きついて離れません。

ハナは悩み、すべてを聞き出そうとトムを訪ねました。「イザベルは夫に従うしかなかったので、慈悲を与えてほしい」と頼まれます。

そしてイザベルの元に向かい、トムの犯した罪をすべて証言してトムを監獄に入れるのであれば、ルーシーはイザベルに戻すと約束しました。

イザベルも嘘をつき続けていることで、深い罪悪感に苛まれ始めていました。

トムの手紙を読みました。そこにはイザベルをどんなに愛しているか、どれほどの愛をもらったか、イザベルがいるだけで幸せな毎日だったことが書かれていました。

そして、涙ながらに自分の嘘の証言をすべて取り消しました。

夫婦そろって投獄されると聞いたハナは夫の言葉を思い出しました。「だれかを恨んでいるとそのことばかりを考えてしまう。ただ一度だけ赦せばいいんだよ。」ハナは刑の軽減を願い出ました。

それから時が経ち、大人になったルーシーが赤ん坊を連れてトムの住む家にやってきました。あれから一度も会ってはいませんでした。イザベルは病に倒れて亡くなっていて、いつかのこの日のために「赦してね」という手紙を残していました。

ルーシーはまた息子を連れてきたいと口にし、帰っていきました。

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光をくれた人の感想


本当に美しくてお似合いの二人です。撮影前の共同生活から静かに愛を育み、2017年に結婚しています。ひげを剃るシーンがありました。脚本にないシーンで、二人のアイデアだそうです。親密な関係性がよくわかりました。

善悪では語れません。もちろん他人の子どもですから、生きているのですから、届け出なければいけないことはわかります。でもイザベルの気持ちも痛いほどにわかります。様々な愛のかたちが表現されていました。女性二人のどちらにも同時に感情移入できる珍しい映画だと思いました。

お互いがいるだけで幸せだと感じた夫婦が愛を取り戻すことができて何よりでした。

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