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英雄は嘘がお好きのラスト結末!ネタバレあらすじと感想も

洋画

コメディが得意なジャン・デュジャルダンとコメディ初挑戦のメラニー・ロランが、初共演です。

19世紀のフランスが舞台です。フランス革命やらナポレオン戦争の時代です(関係がありそうで、実は全く描かれていませんが)。

女性陣のクラッシック・ファッションは、ふんわりと優しく、エレガントなのにとても着心地がよさそうです。現存する美しい古城と貴族の優雅な日常を覗き見てみましょう。

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英雄は嘘がお好きのネタバレあらすじ


1809年、フランス。

ブルゴーニュに住むボーグラン家(資産家)の次女ポリーヌ(ノエミ・メルラン)の縁談がまとまり、喜びの最中に、婚約者ヌヴィル大尉(ジャン・デュジャルダン)は戦地に徴兵されてしまいました。

「毎日手紙を書くよ」と約束したのに、姉エリザベット(メラニー・ロラン)の心配のとおり、待てど暮らせど手紙なんて1通も届きません。

軽薄でほら吹き、女たらしのろくでなしだと、エリザベットは見抜いていました。

とうとう病気になってしまったポリーヌを慰めようと、ヌヴィルのふりをしてエリザベットが手紙を書きました。

手紙のおかげですぐに回復したポリーヌは返事を書きます。姉妹の文通がスタートしました。

エリザベットはどんどん調子に乗って、ないことないこと、武勇伝をでっちあげていきます。最後は勇敢に戦死し(したことにして)、街には”英雄・ヌヴィルの銅像”まで建てられました。

3年後。

「生きて帰れないかもしれないから、私のことは忘れて結婚して幸せになってほしい」と手紙にありましたから、ポリーヌはさっさと二児の母になっていました。

ある日、エリザベットは街でヌヴィルを見かけました。以前とはまるで違うみすぼらしい姿で、市場で生魚を盗み食いしていました。

信じられない光景でしたが、自分がついた嘘がばれては困るので、エリザベットはお金を渡して、二度と戻ってこないでほしいとお願いしました。

しかし翌日、3年前と同じように正装したヌヴィルが颯爽と当然のように屋敷に現れました。

行方不明になっていた間に英雄に祭り上げられていたと知り、これ幸いと便乗することにしたのです。エリザベットがどんなにお金を積もうと、出ていくつもりはないと言います。

大騒動の予感しかしません。

(エリザベット創作)虚構のヌヴィル

その1 最高機密の任務を命じられインドへ。

その2 任務の傍らたばこ農園の経営を始めました。さらにはダイヤモンド鉱山を賭けで手に入れました。毎日樽いっぱいに採取できるダイヤで儲かるので、たばこ農園は売却し、2万フランの収益。(エリザベットも驚き!鉱山の話はヌヴィルの即興です。)

その3 趣味で何十頭ものゾウを飼い始めました。しかし大洪水で流されてしまいました

その4 猛烈な嵐にのまれる子どもたちを見つけ、果敢に救出しました。

その5 ハンセン病患者への偏見をなくしたいと積極的に活動しました。

その6 英国軍の奇襲を受け、2000人の敵にひとりで立ち向かいました。絶体絶命のピンチに援軍が到着しました。

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英雄は嘘がお好きのラスト結末


ポリーヌは元カレ(しかも英雄となって)の帰還にそわそわしています。社交界の皆さんも次々にヌヴィルに接触しようとします。

ダイヤモンド鉱山の詐欺話を両親とも進めていることを知り、エリザベットの怒りは頂点に達します。

過去の手紙を悪用し、ポリーヌの夫二コラ(クリストフ・モンテネーズ)を決闘に差し向けます。気弱に見えるが銃の名手の二コラを相手にピンチを迎えますが、切り抜けます。

悔しいエリザベットは次の手で、コサックの鎮圧にやって来た軍の将軍を屋敷に招き、ヌヴィルを脅かそうとしました。ヌヴィルは脱走兵なので、ばれたら処刑されると言います。そこまで考え及んでいなかったエリザベットは、慌てて話を逸らしたり突然踊って見せたりと挙動不審です。

コサックが現れたとの情報で軍が移動してしまったすぐあと、コサックは隊列を組んで屋敷周辺に現れました。

一度はみんなを置いて逃げようとしたヌヴィルでしたが、思い直し、たったひとりで立ち向かっていきました。勇敢で、まさに英雄にふさわしい行動でした。そこへ援軍が到着し、コサックを撃退しました。

ラストはエリザベットとヌヴィルの結婚式です。お互いに目の上のたんこぶだったのに、いつしか愛情が芽生えていたのです。

と、そのとき、またしても戦地に呼ばれます。「行かないで」「生きて帰るよ」のやり取りのあと・・・

屋敷を出てみなが左へ曲がったのに、ヌヴィルだけ右へ。脱走以前です。エリザベットが吹きだしておしまい。

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英雄は嘘がお好きの感想


最近は監督もこなす、いまやフランスを代表するメラニー・ロランは、初挑戦のコメディももちろん素晴らしかったです。19世紀の女性だけど信念を持ちわが道を行くタイプで、本来笑いは無縁なのに、ヌヴィルに振り回されて不本意ながら笑いを誘っています。

この時代、貴婦人と呼ばれる女性たちはこんなワンピースを毎日着ていたんですね。コルセットで窮屈にしめつけることをやめ、動きやすいフレアなワンピース(偶然にも?この秋冬の世界的なトレンドなんだそうです)。とても素敵な帽子もありました。

ジャン・デュジャルダンが演じるヌヴィルは、嘘つきですぐ人のせいにして、女たらしで、全く魅力的なんかじゃないと思ったのですが・・・無邪気で悪気がないともいえるんです。性格が穏やかで怒らないんですね。感情に振り回されないということは器が大きいということ。でも、真の英雄とはいえませんけどね。監督は最初からジャンを想定してキャラクターを作っていったそうです。

現存する古城で撮影が行われていて、庭園も包み込むような森も見事で息をのむ美しさでした。

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