スポンサーリンク

ベンイズバックのラスト結末は?ネタバレあらすじと感想も

洋画

大切な家族が薬物依存症になってしまったら。
 
 
強力な鎮痛剤オピオイドの多用による薬物依存症が、アメリカで問題になっています。2018年は4万人もの人が、オーバードーズによって命を落としています。
 
 
30年もの長きにわたってハリウッドのトップ女優に君臨しているジュリア・ロバーツが、息子を愛するあまり苦しみ、間違いもおかす母親役をリアルに体現しています。
 
 
自分ならどうするか、一緒に考えてみてください。

スポンサーリンク

ベンイズバックのネタバレあらすじ


クリスマスイブ(イブの日の24時間という限られた時間の物語です)。ホリー・バーンズ(ジュリア・ロバーツ)一家は教会でクリスマスイベントのリハーサルをしていました。
 
 
薬物依存症の治療で施設に入っているベン・バーンズ(ルーカス・ヘッジズ)は、外泊許可が取れたということで家に戻ってきました。
 
 
久しぶりの再会を喜んでいるように見える家族。しかし母ホリーは、家中の薬や宝石類を素早く隠します。そしてその行動を妹のアイヴィー(キャスリン・ニュートン)はベンにばらします。義父のニール(コートニー・B・ヴァンス)も施設に戻すべきだと言います。
 
 
クリスマスをめちゃくちゃにされたくないのです(これまでにそういうことが何度もありました)。
 
 
ホリーの説得で、薬物検査を受けたうえで、母の監視下で一日だけという家族の許可が下りました。
 
 
薬物反応も出なくて、ホリーも一安心です。
 
 
家族にクリスマスプレゼントを買うために出かけたモールで、かつてベンがけがをした時に主治医だった老人に会いました。痴呆の入った老人の耳に届きませんが、ホリーは「あなたの処方のせいで息子は中毒になったのよ」と恨みを込めて言い放ちました。
 
 
ヤク仲間に姿をみられたベンは怯え出し、今すぐカウンセリングの会に行きたいと言います。病気を共有する仲間と接し落ち着きを取り戻し、また買い物へ。
 
 
しかし薬を持っていることがホリーにばれます(帰宅後すぐに屋根裏から回収したものです)。ホリーは激怒します。
 
 
その夜、一家でクリスマスのイベントから帰宅すると、家の中はひどく荒らされていて、愛犬の姿が消えていました。自分を責めるベン。
 
 
ベンとホリーで、連れ去ったと思われる昔の悪い仲間たちを一人ひとり当たってみることにしました。
 
 
薬を買うためだった借金がまだ残っているクレイトンではないかと、古いツケを返しに行こうとするベン(母の高価なネックレスまで持って)。
 
 
「この先は安全じゃないからひとりで行く」というベンに「何があっても離れない」というホリー。
 
 
しかし隙をついてベンはひとりでクレイトンの元へ・・・

スポンサーリンク

ベンイズバックのラスト結末


ホリーは途方に暮れ、マギーの母、べスの家を訪ねます。ベンが渡したドラッグの中毒でマギーは命を落としたのですが、息子を助けてあげてと、車とオーバードーズしたときの応急処置の器具を貸してくれました。
 
 
凍てつく寒い夜をひとりさまようホリー。
 
 
ベンの方は最後に手伝えと言われた仕事も無事に終え、借金の清算も済み、薬を一袋もらい戸惑っていました。
 
 
ホリーは「どんなに探しても見つからない。もうどうしていいかわからない」とニールに弱音を吐きます。これまで警察だけは嫌と言っていたのに、そこにも助けを求めます。ピンと張っていた糸が切れてしまったのでしょう。
 
 
廃墟を見つけたベンは、愛犬を保護してもらえるように、ホリーの番号とメモを車に残して建物に入っていきました。
 
 
そして、ホリーが駆けつけた時、ベンは意識不明で呼吸も止まっていました。オーバードーズです。べスから渡された器具で処置すると呼吸は再開しました

スポンサーリンク

ベン・イズ・バックの感想


「救えるとしたら私しかいない」「たった一つの希望は、母の絶対にあきらめない愛」に対して、ラストで息子がとった行動は、仕方がないのでしょうか。許せますか。
 
 
罪の意識、絶望感からの自殺だったのでしょうか。それとも依存でしょうか。
 
 
このオピオイドのオーバードーズは、現在アメリカでたいへん深刻な問題です。いまや薬は売人からではなく、薬局で手に入ってしまうのです。
 
 
安易な考えや、患者の痛みを軽減するための善行だと処方する医師によって、依存に苦しむ人が増え、社会問題になっています。
 
 
日本ではしばらくがん患者の緩和ケアだけに使用されていた薬ですが、近年、それ以外の痛み止めとしても処方が可能になったということです。注意が必要ですね。
 
 
ジュリア・ロバーツは優しく包み込む理解者という立ち位置ではなく、ときに身勝手だったり毒を吐いたりもします。背負っているものが大きいので当たり前ですね。とても人間らしいと思います。
 
 
息子も母の愛は十分に理解していますね。でも嘘をついてしまう、薬を使ってしまう。それは薬への依存によるもので、大切なものを失っていくということで、恐ろしいです。
 
 
薬物依存とは、禁断症状や幻覚が見えたりといったことだけではないのですね。
 
 
ここまでくると必要なものは、母の愛ではなく、適切な治療なんですね。
 
 
処方箋薬から(市販薬からも)深刻な薬物依存症になる危険性を、映画で広めることができればと思います。
 
 
それから、日本では薬物依存は犯罪という認識です。治療や回復のための施設やカウンセリングの会についての認知もされていかなくてはいけないですね。

タイトルとURLをコピーしました