スポンサーリンク

海よりもまだ深くのラストシーンの意味は?硯を売った理由は?

邦画

2016年に公開された是枝監督作品の人気映画「海よりもまだ深く」
 
 
「奇跡」以来の阿部寛さんと樹木希林さんとのタッグで、なかなか大人になれない男の姿を描く感動のホームドラマ。
 
 
「海よりもまだ深く」で気になったのは、ラストシーン。どんな意味があるのでしょうか?
 
 
この記事では、「海よりもまだ深く」のラストシーンの意味や硯を売った理由についてお伝えします。

スポンサーリンク

海よりもまだ深くの簡単なあらすじ


主人公の良多(阿部寛)は、15年前に文学賞を1度とったきりの自称作家ですが、今は探偵事務所に勤めているダメな中年男性。お金のない生活と、いつまでも過去を引きずっている良多に、妻の響子(真木よう子)も愛想をつかして出て行ってしまいます。しかし良多は、別れた後も息子・真悟の養育費を満足に払うことができずに、苦労した生活を送ります。
 
 
そんな良多の母・淑子(樹木希林)は、団地で気楽な独り暮らしをしています。淑子は良多のダメっぷりに呆れながらも、穏やかに彼の幸せを願い、見守っていました。
 
 
ある日、良多と響子と真悟はたまたま淑子の家に集まりますが、台風のためそのまま翌朝まで帰れなくなってしまいます。そうして、淑子の家で一夜限りの家族の時間が始まりました。
 
 
密かに復縁を望んでいた良多と、前に進みたい響子、そしてその姿を優しく見守る淑子。それぞれの思いが渦巻きながら、夜は更けていくのでした。
 
 
「海よりもまだ深く」の関連記事はこちらを見てみてください。
 

スポンサーリンク

海よりもまだ深くのラストシーンは?


『海よりもまだ深く』のラストシーンがどのようなものなのか紹介していきます。
 
 
良多達は、淑子の家で台風が過ぎるのを待っていました。そして翌朝、晴れた空が広がります。すっかり台風は過ぎ去っていました。
 
 
良多と響子、真悟は淑子の家を出て、自分たちの家に向かって出発します。その帰り道、良多は彼の父親が昔よく通っていた質屋に寄り、実家で見つけた硯を質に出しました。あまり期待していなかった良多でしたが、その硯には30万円の値が…。
 
 
質屋の主人は、ふと良多の父が昔配り歩いていたという良多の本を出してきます。そしてその本に、売りに出そうとしていた硯と墨でサインをしてほしいと頼まれました。良多は墨をすりながら、ただじっと一点を見つめて考え込みます。
 
 
そして質屋を出ると、待たせていた響子と真悟と共に電車に乗ります。その手には質屋で手に入れたと思われる布の包みを抱えています。駅につくと「来月またここで」と、息子と会う約束をし、響子からは次会う時に養育費15万円を支払うようにと言われます。良多は「大丈夫だよ」と少し寂しそうに笑って言い、二人が帰って行く姿を見送るのでした。

スポンサーリンク

海よりもまだ深くのラストシーンの意味と硯を売った理由は?


映画のラストでは、良多が父親の形見である硯を質屋に持って行きます。良多にとってこの硯は思い出の品でしたが、質屋を出たその手には布の包みを抱えていました。彼は硯を売り、お金に変えることを選んだのでした。
 
 
この映画をハッピーエンドにするならば、良多が思い出の硯を売らずに持ち帰るという結末の方が良さそうです。しかし本作では、結局良多は今の生活のために硯を売り、お金を手に入れるという終わり方になっています。このシーンを通して、是枝監督は私たちに何を伝えたかったのでしょうか?
 
 
硯を売ったことにより良多は現金30万円を手にしたと思われますが、これにより息子の養育費15万円を払えるのか、また良多の生活が少しでも楽になるのかと考えると、そうとも言い切れません。良多は大切なお金を賭け事に使ってしまうようなダメな男でした。すると、このお金も賭け事に使ってしまい、失ってしまう可能性も充分にあります。
 
 
しかしポジティブに考えるのであれば、「良多は過去よりも未来を選択した」というようにも考えられます。硯は良多にとって過去の栄光を表象しているものといえます。その印に、質屋では硯を使って賞を取った時の本にサインをしています。
 
 
良多は映画の中で、過去の栄光に縛られて前に進めない男として描かれていました。今までの良多であれば、自分のプライドが邪魔をして、硯を売ることを許さなかったと思います。しかし硯を売ったということは、彼は過去を捨てて、これからの未来に向けて歩き出したと考えられるのではないでしょうか?
 
 
台風の夜、元妻の響子に過去の思い出話や息子の話をすると、「もう決めたんだから、前に進ませてよ。」と言われてしまうシーンがあります。そしてその言葉に良多も、「分かった。分かってた…。」と答えます。このやりとりは、良多が前に進み出すきっかけになったといえます。
 
 
また作品の序盤で、良多の母が「なんで男は、今を愛せないのかねぇ…」と呟くシーンがありますが、ラストではそんな良多がようやく過去の自分を解放し、「今を生きる」ことを選択しています。二つのシーンは対比になっており、良多の気持ちの変化が感じ取れます。
 
 
しかしその後どうなったのかまでは描かれていないため、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは結局観客の受け取り方に任せている結末になっています。
 
 
この記事では、映画『海よりもまだ深く』のラストシーンについて分析してきました。人によって見方は異なりますが、「生き方」を考えさせられる深い終わり方になっていました。
 
 
日常の中にある人間の美しさや儚さが描かれた、素晴らしい作品です。ぜひ皆さん、映画の意味を考えながら見てみてください!

スポンサーリンク

「海よりもまだ深く」の見逃し動画を無料視聴する方法

「海よりもまだ深く」の見逃し動画を視聴したいという方に朗報です。
 
 
「海よりもまだ深く」は、動画配信サービス「U-NEXT」に無料登録で動画を視聴することができます。
 
 


 
 
「U-NEXT」は、31日間以内の無料キャンペーンを行っているので、この機会に、お試ししてみてください。
 
 
▼今すぐ「海よりもまだ深く」の動画を視聴したい方はこちら▼

今すぐ無料おためし

U-NEXTが31日間以内無料です。
快適な動画ライフを楽しみために、この機会をお見逃しなく!
 
→今すぐ無料お試しする
 
※「海よりもまだ深く」の配信状況は記事投稿時点でのものです。現在の配信状況はU-NEXTのサイトでご確認ください。
タイトルとURLをコピーしました