9月30日、NHK連続テレビ小説「スカーレット」の第1話が放送されました。
第1話では、昭和22年、9歳の喜美子は父の常治、母のマツ、2人の妹と共に大阪から信楽へやってくる。常治の戦友・大野から借りた家での新生活を始めた矢先、喜美子が近所の男の子にからかわれ、大ゲンカ。常治も巻き込んだ騒動に。喜美子が転入する小学校では、地元のお嬢様・熊谷照子が騒動の噂を聞きつける。
この記事では、9月30日第1話放送のネタバレ感想について、お伝えいたします。
スカーレット第1話のネタバレあらすじ
こちらは美術さんが描かれた、きみちゃんの初期イメージイラストです✍
このイラストを元にしてキャライメージを膨らませて衣裳などを作り込んでいくのですが、実際のきみちゃんと比較してもかなりかなり近いと思いませんか?#スカーレット #朝ドラ pic.twitter.com/DVZ7icOOX6
— 朝ドラ「スカーレット」9/30放送開始 (@asadora_bk_nhk) September 30, 2019
窯から燃え上がる火の手!
薪がうずたかく積まれた室内を歩く女性。汗びっしょりだ。
女性はすっかり成長した、貴美子だった。
そのとき、火事や、火事やと叫びながらバケツの水をかけようとする、別の女性。
貴美子の母、マツだ。貴美子は、母を止め、薪をもっと足そうと言う。
そう、貴美子は陶芸家となり、窯焚きをしていたのだった。
炎は、窯の上部からめらめらと燃え上がり、小屋の屋根まで届きそうだった。薪を投げ入れながら、貴美子が言った。
「もっと、もっと、緋に焚くんや」
貴美子の肌が、あかく「火の色」に染まっていた。貴美子は、女性陶芸家への道を歩み始めていた。
分業制ではなく、菊練りから紐作りの造形はもちろん、窯焚きもひとりでこなしていたのだ・・・
時代は、貴美子の少女時代。戦後2年近い春の日に、川原一家は、リヤカーいっぱいに荷物を積み、海岸にたどりついた。
「海や~」
まだ幼い貴美子や直子が駆け出す。父の常治までがあとを追い、ついに先頭に立って、はしゃいでいた。
赤ん坊の百合子は、母のマツに抱かれたままだ。
マツは駆け出す3人を見て、ほほえんだ。
常治が、海ではなく湖だと言うと、騙されたと知った貴美子が父の尻を叩いた。そう、海ではなく、そこは琵琶湖だった。
広い広い水面に向かい、常治が叫び、貴美子や直子も真似をする。
「お~い、お~い」
川原一家は、空襲と常治の事業の失敗で、大阪から夜逃げ同然で、信楽の地へのがれてきたのだった。琵琶湖から、転居先へ向かう途中、貴美子がお地蔵の隣にたぬきの像を見つけ、駆け寄った。
貴美子は、お地蔵ではなく、たぬきの像にお辞儀をした。顔を上げると桜の花びらが舞っていた。
リヤカーを引く手を一休みして、父が貴美子とじゃれあっっていると、班長と呼びながら、走ってくる者がいた。
大野 忠信。
信楽で世話になる大野家の当主, 忠信だった。常治と忠信は固い握手を交わし、そして抱き合った。
貴美子は、わけもわからず怪訝な顔をして、マツを振り返った。常治は、マツを忠信に紹介した。マツは子供たちを忠信に紹介した。
貴美子の顔から不審の色が消え、直子とともに元気に挨拶した。
赤ん坊の百合子は、貴美子の背中でぐっすり眠っていた。
忠信の息子の信作は、空き家のはずの家に荷物が置いてあるのを見て、興味を持った。
その家から元気の良い少女が飛び出してくるのを見て、内気な信作は隠れようとしたが、一本歯の下駄をはいていたため、貴美子に見つかった。貴美子が寄ってきて自己紹介をしても、信作は無言で後ずさりをした。
そこへ、わんぱく少年の集団がやって来た。番長格の少年が、貴美子に誰かと尋ねると、今度は貴美子が黙る番だった、
そして番長は、貴美子の匂いを嗅いで、くさいと鼻をつまんだ。
背負っていた百合子が、大便をもらしていたのだった。少年たちにはやしたてられ、貴美子は家に駆けこんだ。
貴美子は、顔を紅潮させ、竹ほうきを持って、家から飛び出してきた。まだそこにいた信作に、わんぱくたちの行先を尋ねて、貴美子は報復に向かった。
・・・貴美子が頭に傷を負って帰って来ると、常治は血相を変えて相手の家に怒鳴り込んだ。
衝撃!
相手のほうが重症だった。
4人もいたのに。
貴美子は、帰宅した父に、こっぴどく怒られた。
「男とやりあう、おなごがいるか!」
それも、引っ越し早々に。
何を言われても耐えろ、という父の言葉に反発しそうになった貴美子だったが、かえって常治の怒りを買うばかりだった。
忠信の妻、陽子が手伝いを終えて帰ろうとすると、玄関の外でマツが封筒を取り出した。
全財産だった。
家賃のつもりだったのだろう。
陽子は辞退したが、世話をしてもらったのは、住まいだけではないからと手渡した。
陽子に聞かされ、その場ではじめて、マツは、常治と忠信がただの戦友ではない、と知った。
その晩、直子は泣き出した。
空襲での、怖い思いを思い出したからだった。常治が直子を抱きかかえて縁側に出る。マツが先ほど陽子に聞いた話を貴美子に話した。
常治は、忠信の命の恩人だった!
戦地で負傷した忠信を背負って、何十キロも歩いて助けたのだった。新天地、信楽での川原家を、温かい月明かりが照らしていた。
きれいな月やのう・・・
翌朝、学校で、貴美子にコテンパンにされた少年たちを見て、謎の少女がつぶやいた。
「川原貴美子・・・」
いっぽう貴美子は昨日と同じように、たぬきの像に挨拶をした。信作が、よそ者はたぬきに化かされると言うと、貴美子は少しも動ぜず、取って食うたる、と言った。
本物の狸が藪の中から現れると、貴美子はそれを追った。そこで、しゃがみこんで何やら作業をしている男がいた。
貴美子は思わず言った。
「だれや」
【次回のあらすじ】第2話ネタバレ感想!村上ショージが登場!
スカーレット第1話の感想
幼少期のきみちゃん役、川島夕空さんへのリアクションをたくさんいただいています☺
このあと12時45分からは #スカーレット 再放送なので、オフショットを少し公開します📸
『みいつけた』にも出演します❗
[Eテレ]10月2日(水)午前7時45分~8時(全国)https://t.co/SH7Vs96Xsz#朝ドラ pic.twitter.com/YG7EHV79Vy— 朝ドラ「スカーレット」9/30放送開始 (@asadora_bk_nhk) September 30, 2019
舞台は信楽。
日本六古窯にひとつで、有数の焼き物の産地ですね。
私も、焼き物が大好きなので、楽しみにしていました。
貴美子、小さくても威勢が良いですね。そして、腕っぷしが強いですね。男子4人をこてんぱんにするなんて。焼き物も力仕事。
そういう意味では貴美子は適職をみつけることになりますね。
信作とも早くも友達になったようですね。でも、貴美子がうわて。よそ者にたぬきは化ける、と驚かそうとしたのに、そのたぬきを食べる、信作たぬきに似てる、と反撃するとは。
常治、面白いですね。亭主関白の見本のようです。でも、家族にさえも忠信の命を救ったことを黙っていたなんて、男気があるな~。ちょっぴり好きになりました。
父の奔放さ、母の寛容さ、妹直子の恐怖感、でも底抜けに明るい川原家、楽しい物語が始まりそうですね。
スカーレットを見逃した!見逃し配信を視聴する方法
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朝という時間帯は忙しい人も多く、見忘れてしまうこともあると思います。
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再放送やダイジェスト放送などもあるので、見逃した場合は、参考にしてみてください。