今回ご紹介する映画は、2019年6月21日に長崎県で先行公開された映画『こはく』です。
芸人である「アキラ100%」さんが俳優として出演していることでも話題の今作品。
7/6~全国ロードショーということもあり、まだ観ていない方・映画館でご覧になり、長崎県の美しくも儚い風景に心動かされた方。
今回はあらすじとともに、ロケが行われた長崎県(佐世保)のロケ地を紹介していきたいと思います。
こはくの簡単なあらすじとキャスト紹介
原作は?どんな話なの?
このお話は漫画や小説が原作ではなく、2017年公開の映画『ゆらり』の監督である、横尾初喜監督の幼い頃の実体験を原案とした、ヒューマンストーリーとなっています。
物語は自身の故郷である長崎県。
幼少期に離婚により別れた父親の会社を継いだ亮太は、会社の経営が軌道に乗り、周囲から経営者として認められていきます。
しかし、全てが順調に進んでいたわけではなく、亮太自身も離婚を経験していました。
そんな亮太に家族の一員である兄の章一から、長崎の街中で父親に似た人物を発見したとの発言が。。。
幼少期に起きた事実について、真相を確かめるべく兄 章一と亮太による父親探しの物語が始まります。
僅かな情報を元に探し回る二人。幼い頃、別れた父親のことを母親の元子に聞いてみたこともありましたが、何も答えてはくれませんでした。今回も心配をかけまいと母親には内緒で兄である章一と探し回る亮太。そんな中、母親が病床に伏せってしまいます。そのとき母親が呟いたのは「あなたのお父さんは優しい人だったよ…」と、亮太には衝撃を受ける言葉を残しました。
キャスト紹介
【井浦新:広永亮太】
【朝ドラ「なつぞら」仲さん役も大人気】井浦新 主演映画『こはく』インタビュー https://t.co/zxLl6KGGSA #映画board #映画 pic.twitter.com/M5GVUTRe6k
— 鳴海慧 (@kei_narumi) 2019年7月4日
2012年公開の映画『かぞくのくに』で第55回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞。
幼い頃別れた父親のガラス細工会社を継いだ2代目。
別れた父親と同じく、自身も一度離婚を経験してお
り、二人の息子とは会えていない。
再婚をしており、現在の妻から妊娠の事実を知った亮太は再び子供を持つことに不安を覚えている。
【大橋 彰(アキラ100%):広永章一】
#映画こはく 明日7/8の公開中トークイベントは…
本日の #エンクミ さんからバトンタッチ!
明日は #大橋彰(#アキラ100パーセント)さんと監督が登壇〜会場のお客様からご感想や質問を受け付けます!ぜひご参加下さい#シネマート新宿 21:15の回https://t.co/HWtU0dijKl#井浦新 #アキラやばい pic.twitter.com/KTGyCoatog
— 映画『こはく』 (@kohakumovie) 2019年7月7日
横尾初喜監督作品、『ゆらり』から次いで2作品目の俳優としての出演。
母親である、元子と同居中。弟の亮太とは違いふらふらと出掛けては仕事熱心とは程遠い。父親と街中で会ったと真剣に話す姿を見て亮太は衝撃を受け、章一を信じて探すことに。
・遠藤久美子:広永友里恵
・嶋田久作:佐久本
・塩田みう:宮本優希
・寿大聡:越野啓介
・鶴田真由:小形晃子
・石倉三郎:宮本哲郎
・鶴見辰吾:三田崇之
・木内みどり:広永元子
一度は訪れてみたい!撮影場所の詳細
今回紹介は素晴らしい作品の中身をさることながら、物語を描く上で必要不可欠であった撮影場所の紹介をさせていただきます!
この映画は長崎県を中心に、佐世保まで使いすべての撮影をここで行っております。
原案を担当した監督の出身地でもあり、そのこだわり具合がわかりますね。
瑠璃庵 長崎工芸館
亮太が経営するガラス細工現場として利用されました。
実際に営業されており、4種類のガラス工芸が体験できる場所です。
営業時間 9:00~18:00(火曜日休業)
場所 長崎県長崎市松が枝町5−11
※長崎市内から公共交通期間で20分程
矢岳公園
映画に登場する、幼い亮太が遊んでいた公園です。
その他にもアーケード街や、景色が素晴らしい階段からの眺めも見ることが出来ます。
場所 長崎県佐世保市矢岳町12
※長崎市内から車で1時間程
今福町
場所 長崎県佐世保市今福町
※こちらも長崎市内から車で1時間程
茂木港
住所:長崎県長崎市茂木町75−8
釣りも楽しめるスポットとなっており、魚の「ハモ」が有名とのこと!
また、イルカウォッチングも楽しめるとのことで、自然豊かな場所です。
※長崎市内から車で20分程
さるくシティ403アーケード
住所:長崎県佐世保市下京町~上京町~本島町~島瀬町~栄町~常磐町~松浦町周辺
「さるく」とは佐世保地域の方言で歩く・散歩するという意味だそうです。
住所を見てもらっても分かる通り、7つの町をまたいだアーケード通りで、直線アーケードととしては日本一の長さを誇る場所です。
ロケ地マップの配布場所
長崎県内の映画館、宿泊施設、県庁ロビー、観光案内所
※東京では 日本橋にある「長崎館」
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずは『こはく』を見られた後に予定を立て、亮太の成長した街並みをゆったりと回り、映画とは直接関係はありませんが、長崎県と言えばハウステンボスも有名ですね。家族や友人と旅行にも良いのではないでしょうか。
また映画について、もう一度回想にふけるのも映画の楽しみの一つではないでしょうか。
ぜひ、美しい街並みを巡ってみてくださいね!