ワイルドスピードの制作陣が、車ではなく潜水艦に目を付けました!
『ハンターキラー 潜行せよ』という映画をみなさんはご存じでしょうか? 戦地へ向かう潜水艦を主な舞台としたアクション映画で、ワイルドスピードとはまた違ったスリルが魅力的な作品です。
「ハンターキラー 潜行せよ」は実話なの?
「ハンターキラー 潜行せよ」は実話なんでしょうか?
たまに誤解している人がいますが、この作品はノンフィクションでもなく実話でもありません。
2012年に発表された「Firing Point」という小説が原作です。
「ハンターキラー潜行せよ」のネタバレあらすじ
ロシアのバレンツ海。そこで米海軍原子力潜水艦タンパベイが消息不明になりました。
ペンタゴンは捜索のため、元海軍のジョーを艦長に任命し、攻撃型原子力潜水艦アーカンソー号(これの別名がハンターキラー)をバレンツ海へと派遣します。
バレンツ海に到着したアーカンソーを待ち受けていたのは、海の藻屑と化したタンパベイと、ロシアの原潜でした。
しかも、アーカンソーはロシア側の魚雷攻撃におそわれます。もっとも、ジョーの的確な判断もあり、返り討ちに成功しました。
妙なのは、ロシアの潜水艦は内部から破壊されたような痕跡があったことです。また、ロシア人の生き残りが3人いたため、捕虜として救出することにしました。
陸と深海のミッション
一方、不穏な動きを見せるロシア国内に対抗してアメリカはネイビーシールズを送り込んでいました。
彼らが目にしたのは、ロシア大統領を拘束したロシア国防大臣ドゥーロフが、海軍基地を占拠している光景でした。アメリカに対するクーデターを計画していたのです!
事態を思く見たアメリカですが、一歩間違えれば第3次世界大戦になってもおかしくない状況。
海軍少将のフィスクは、
・ロシアに潜入中のネイビーシールズに大統領を救出させる。
・救出した後、アーカンソー号で逃がす。
という計画を提案します。陸と深海が交錯する、命がけのミッションの始まりです!
ロシアの協力者
ロシア船に気付かれずに海底を進むためには、先ほど救出したロシア側の船長・アンドロポフの協力が必要不可欠。
当初はアメリカに攻撃されたと思い反発していたアンドロポフでしたが、実際はロシア側の自作自演だったことをジョーが証明し、協力関係が成立しました。
アンドロポフの協力でロシア軍の警戒網をくぐり抜けて潜行に成功します。
一方、陸。ネイビーシールズの面々は、命からがら大統領の救出に成功します。
もっとも、全員無事というわけにはいきませんでした。大統領の部下オレグや、ネイビーシールズの1人は戦死してしまったのです。
また、大統領をハンターキラーへ乗せることに成功したネイビーシールズは、陸地に残された仲間を救うため、再び戦火の中へ戻りました。
逆転の時
大統領を逃がすまいとドゥーロフは、ハンターキラーへ軍艦攻撃を差し向けます。
軍艦の猛攻。とてもハンターキラーには耐えきることが出来ません。万事休すです。
しかし、ここで突破口となったのが、アンドロポフでした。軍艦の搭乗員は、アンドロポフの教え子だったのです。アンドロポフと大統領は、必死で攻撃中止を呼びかけます。
終結
攻撃は止まりましたが、ペンタゴンは確証がもてないため、ロシアを攻撃するように命じました。
しかも、痺れを切らしたドゥロフが自ら海軍基地からミサイルを発射。
絶体絶命のハンターキラーでしたが、ジョーは動きません。
しかし、ここで逆転劇が起こります。
ロシアの軍艦がミサイルを迎撃し、ドゥーロフがいる海軍基地めがけてミサイルを撃ち込むのです!
それにより、海軍基地は壊滅し、当然ながらドゥーロフも死亡。国家転覆のクーデターは幕を下ろしたのでした。
ジョーはこの出来事について予測していたのか、と本部から尋ねられますが、「願っただけ」と笑って否定します。
陸に残ったネイビーシールズの仲間も無事に回収。ハンターキラーで帰路に就くことに。
ビーマンに海軍入りを打診するジョーでしたが、「狭い場所は苦手だから」と断られてしまいます。
そして、ロシアに戻ることになったアンドロポフ。
握手で別れる2人ですが、アンドロポフの手には、グラスの宝物である幸運のコインを託されていました。ともに苦難を乗り越えた、友情の証です。
以上が、ハンターキラーのあらすじです。
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まとめ
ワイルドスピードとはまた違ったスリリングな展開が魅力的な作品でした。男同士の熱い友情の格好良さは、相変わらずの高クオリティです!
また、本作は潜水艦の描写が非常にリアルなのも魅力の1つとしてあげられます。
何と、劇中に登場する潜水艦は、パール・ハーバーにある本物の原子力潜水艦を利用して撮影されているのです。
もちろん、セット撮影の方が割合としては多いですが、セットも海軍が協力しており、本物と遜色ないクリティで描かれています。
批判的意見としては「アメリカとロシアが協力する展開そのものが非現実的」という声もあります。
しかし、そうした面を補う、バディムービーとしての、娯楽映画としては文句なしにオススメ出来る作品ですので、ぜひ、ご覧あれ!