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ユリゴコロ(映画)のネタバレあらすじと感想!ラストや結末は?

邦画

あなたの心の拠りどころは何ですか。聞かれてすぐに答えられる人は少ないかもしれませんが、人は誰しも生きていく中で心の安定を求め、拠りどころを探していくものです。

今回ご紹介する「映画:ユリゴコロ」は、心の拠りどころ(ユリゴコロ)を求めて人生をさまよう一人の女性の生き方を描いた作品です。

この記事では「映画:ユリゴコロ」の見どころについて、あらすじ(ネタバレ含む)や感想、キャストの紹介などとともにお伝えしていきます。

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ユリゴコロ(映画)の作品情報やキャスト


原作は、第14回大藪春彦賞を受賞し、第9回本屋大賞にもノミネートされた沼田まほかるさんの同名の小説「ユリゴコロ」です。

この小説はある家族の父の書斎から偶然見つかった、「ユリゴコロ」と題するノートに書かれた手記という形で、人を殺すことに取り憑かれた女性・美紗子の壮絶で、哀しい人生を描いた作品です。

映画:ユリゴコロは2017年9月23日に劇場公開されました。監督・脚本は「君に届け」「こころが叫びたがってるんだ!」の熊澤尚人監督です。

キャスト陣は、人を殺すことに取り憑かれた主人公・美紗子役に吉高由里子さん、美紗子と運命的な出会いをする洋介役に松山ケンイチさん、「ユリゴコロ」に惹きつけられその謎に迫る亮介役に松山桃李さん、亮介の婚約者千絵役に清野菜名さん、千絵の知人で物語の重要な鍵を握る細谷役に木村多江さんなど豪華キャストが勢揃いしています。

キャスト一覧
・美紗子:吉高由里子
・亮介:松坂桃李
・洋介:松山ケンイチ
・亮介の父:貴山侑哉
・みつ子:佐津川愛美
・千絵:清野菜名
・美紗子(中学生):清原果耶
・細谷:木村多江

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ユリゴコロ(映画)のネタバレあらすじ


父の余命宣告、婚約者・千絵(清野菜名)の失踪が重なり失意に暮れる亮介(松坂桃李)が、押入れから「ユリゴコロ」と題された1冊のノートを発見するところから物語が始まります。

そのノートは美紗子(吉高由里子)という名の女性が書いたもので、人を殺すことだけに心の拠りどころを求める女性の壮絶で哀しい内容の手記でした。その手記を読んだ亮介は激しい衝撃を受けますが、徐々にその内容に惹きつけられます。

そして、美紗子視点(過去)の物語と亮介視点(現在)の物語という二つの物語が絡み合うようにストーリーが展開していきます。

【美紗子視点(過去)の物語】
幼いころから感情が乏しく他者に共感できない美紗子は、母に連れていかれた病院で「ユリゴコロ」がないと言われます。この「ユリゴコロ」とは幼い美紗子が拠りどころという言葉を聞き間違えたものでした。そこから美紗子の「ユリゴコロ」探しが始まります。

そうした中、小学生の時には同級生が溺死する姿を目の当たりにし、また、中学生の時には小学生の男の子を圧死させるという経験をします。そして、その時に味わった高揚感から「人の死」が美紗子にとっての「ユリゴコロ」となったのでした。

大人になっても次々と人を殺していった美紗子でしたが、娼婦として道端に立っていたある日、洋介(松山ケンイチ)と出会い、徐々にその優しさに惹かれていきます。

そんな中、父親が分からない子どもを身ごもる美紗子でしたが、洋介から「結婚して一緒にその子を育てよう」と言われ、2人は一緒に家庭を築いていくことになります。そして、出産した美紗子は妻であること母であることに喜びを感じるようになります。

そんなある日、美紗子の過去を知る男が現れます。脅迫された美紗子はその男を殺しますが、この殺人は人の死を見るためではなく3人の穏やかな生活を守るためのものでした。美紗子の「ユリゴコロ」は人の死から家族(洋介と子ども)へと変わっていたのでした。

しかし、幸せな長く続かず、洋介が美紗子の過去を知る日がきます。愕然とした洋介は自らの手で美紗子を殺そうとしますがどうしてもできません。洋介は二度と姿を現さないことを条件に美紗子に生きるよう伝えます。そして、洋介と美紗子が会うのはこれが最後になりました。

【亮介視点(現在)の物語】
失踪した千絵を必死で探す亮介ですがどうしてもノートのことが頭からはなれません。また、ノートを読み進めるうちに、自らの中に眠る狂気、凶暴な感情を自覚するようになっていきます。

そんなある日、千絵の元同僚という細谷(木村多江)が千絵からの伝言を預かったと亮介を訪ねて来ました。そして、千絵を探すことに協力してくれることになったのです。

千絵のことを調べた細谷は、実は千絵が結婚していること、夫がヤクザであること、夫に無理やり働かされていること、今は監禁されていることなどを亮介に伝えます。

これを聞いた亮介は頭に血が上り我を忘れますが、千絵の居場所を探し出して報告するという細谷になだめられ、冷静さを取り戻しました。

こうした中、ノートを読み終えた亮介は、自分の両親や出生の秘密に気付きます。ノートに書かれている美紗子が実の母であり、父親の分からない子が自分だったのです。亮介は自分が殺人鬼の子であることに大きなショックを受けたのでした。

そこに父・洋介(貴山侑哉)が帰宅します。亮介がノートを読んだことに気付いた洋介は「お前は私の子だ。母さんだって本当にお前のことを愛していた。」と言い、美紗子が自殺しようとした川で亮介を救ったときの様子を説明しました。

気持ちの整理がつかない亮介は千絵を取り戻そうと包丁を手に出ていきますが、細谷に「居場所を特定するまで待っていて欲しい」と言われて落ち着きを取り戻します。

そして、いよいよ物語はクライマックスを迎えます。

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ユリゴコロ(映画)のラストや結末


細谷から千絵の監禁場所を聞いた亮介は、自分が千絵を助け出すと意気込みヤクザの事務所に向かいます。しかし、事務所に着いたときには辺りは血の海で、ヤクザたちは皆殺しにされていました。

唖然とする亮介でしたが縛られていた千絵を助け出します。そして、千絵と話しをするうちに細谷があのノートを書いた美紗子本人、つまり自分の母であることに気付いたのでした。

千絵を家に連れて帰った後、亮介は実家に向かい洋介を問い詰めました。亮介が美紗子に会ったことを確信した洋介は全部の真相を話します。そして、すべてを話し終えた後、洋介の容態は悪化し病院に救急搬送されました。

洋介の容態が安定したのを見届けて亮介が帰宅すると細谷が千絵を看病していました。どうして今ごろ現れたのかと問い詰める亮介に細谷は「どうしても助けてあげたかった」と泣きながら事情を説明しました。

しかし、亮介の感情は収まらず「すべてを終わらせて欲しい」と言う母(細谷)の首を絞めようとしますが、結局殺すことはできませんでした。

立ち去る母(細谷)に亮介は、洋介が入院している病院を伝えます。翌日、病院には久しぶりに再会し、微笑みながら視線を交わし合う洋介と美紗子(細谷)の姿がありました。

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ユリゴコロ(映画)の感想や評価


前半は、殺人、暴力、レイプ、流血、自傷などの過激でグロいシーンが連続し、見ているのがつらくなりました。特に佐津川愛美さん演じるみつ子の狂気に満ちた自傷シーンは直視することができませんでした。

後半は、一転して哀しいラブストーリーとなり、愛に目覚め、人間らしさを取り戻していくものの、結局幸せを手にすることができなかった美紗子の姿には涙しましたし、ラストの洋介と美紗子(細谷)が病院で微笑みを交わし合うシーンにはジーンとくるものがありました。

また、自身初の殺人者役を演じた吉高由里子さんをはじめ、俳優陣の演技もすばらしく、特に、普段は穏やかな亮介がときおり見せる異常な狂気を見事に表現した松坂桃李さんの演技が印象に残っています。

殺人シーンや自傷シーンなど過激でグロい描写も多く、ついてこれない人もいたかもしれませんが、全体としては主人公・美紗子をはじめ登場人物の心の変化や感情の起伏を巧みに表現したよい作品だったと思います。

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まとめ

エログロ描写だけではない、「人間とは何か」「夫婦とは何か」「親子とは何か」「愛とは何か」といろいろなことを問いかけてくるすばらしい作品です。見たことがない人はぜひ一度DVDをレンタルして見てみてください。


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