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エール5話ネタバレあらすじと感想

連続ドラマ

4月3日、NHK連続テレビ小説「エール」の第5話が放送されました。
 
 
日本は急激な不況に見舞われ、老舗呉服屋「喜多一」の経営が行き詰ってしまう。三郎は経営を立て直すために必要な金を借りようと奔走するが、ことごとく断られてしまい、頼むべきところは妻・まさの兄・茂兵衛しか残されていなかった。一方、裕一は作曲を楽しむようになり、三郎から楽譜を買ってもらう。
 
 
この記事では、4月3日放送の第5話のネタバレ感想について、お伝えいたします。

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前回までのあらすじ

裕一は、ようやく学校が好きになりかけていた。
新学期にあたりクラス替えがあり、藤堂が担任となったからである。
また、県議の息子の久志が隣の席になったからでもある。
・・・あいにく、乃木大将の子分はついて回ったが。
ただ、藤堂の宿題には困惑した。
作曲の宿題だ。
しかし久志は、西洋音楽を聴いているなら楽勝だと断言した。
そして、裕一の父親をも褒め称えた。
うれしくなった裕一は、三郎に作曲できるかどうか、聴いてみた。
父は、勘違いしてしまった。
そう気づいた三郎は、実家から戻った裕一に、クラシック作曲の入門書と楽譜帳をわたした。
その場に居合わせた浩二は、寂しい思いをした。
裕一が、スノードームをみやげにしてくれたのにもかかわらず・・・

 いっぽう母方の祖父は、孫の来訪に大喜びをした。
裕一も、祖父や祖母が大好きであった。
「優しい」からだった。
しかし、その優しさの裏には別の側面もあった。
厳格な茂兵衛でさえも、まったく逆らえないのだった。
裕一か浩二、どちらかを養子にできないのなら、妻と離縁しろとまで言うのだった。
「跡継ぎ」を産まないからだった。
裕一の母も、茂兵衛の妹であるから、そう言われているであろうことは良くわかっていた。

 そんなこととも知らない裕一は、入門書を深夜まで読み続けた。
早朝、音楽教室に駆け込んで、オルガンを弾いてみると、祖父が暮らす川俣の光景が浮かんだ。
聖歌隊の伴奏もオルガンだった。
チンドン屋の音も、映画の音もよもがえった。
そして、運動会でのハーモニカも。

 藤堂がいつものように自分の教室に入ると、児童が寝ていた。
裕一である。
黒板をみると、チョークで音符が書いてあった。
・・・天才を発掘したことに気がついた。

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エール第5話のネタバレあらすじ

三郎は、不審な者がのれんを潜(くぐ)ろうとしては止めを繰り返すのを見た。
あやしい!
どう見ても、高級呉服店での購買層ではない。
そこで、浪曲調に商品は高価だと伝えて追い返そうとした。
腰が抜けるかと思った。
不審者は、おそれ多くも裕一の担任だった。
居間で、三郎は謝罪した。
しかし、謝罪になっていない。
妻がとがめる。
藤堂は気にしない。
というか、本題が気になって仕方がない。
裕一の父親も母親も、息子を叱るために来たと思っているようだ。
それで本筋から外れてしまう。
お産のときにどうとか、訊いてはいない。
単刀直入に言おう。
裕一には、楽才(がくさい)があると言った。
そして、蓄音機に目をやり、それを選んだ慧眼(けいがん、鋭い洞察力)を称えた。
よほど驚いたのだろう、ふたりとも目を丸くして、父親などは声が裏返った。
父親が調子にのって蓄音機を聴かせようとするが、当の天才少年が帰宅して、あやうく難をのがれた。
見ると、裕一は驚いていた。
教師が家にきたこと自体。
やっぱり自覚がない。
あれだけの作曲を成し遂げても。
ここは言うべきだ。
裕一のほうを向き、諭すように言ってみる。
初めて会ったときにまだ意識していなかった「得意なもの」が見つかったのでは?という言い方をしてみた。
それが何なのかを言わなかったが、裕一は気づいてくれた。
顔がぱっと明るくなり、元気に返事をしてくれた。
・・・三郎と、まさは、久しぶりにふたりで酒を酌(く)み交わした。

 藤堂先生に認められたことで、裕一は大きく才能を開花させた。
学校中の評判となり、自作の詞に曲をつけてくれるよう依頼する児童がひっきりなしに訪れた。
裕一は舞い上がった。
いままでは、軽蔑的な視線のみ、あびせかけられていたからである。
もちろん、先生への憧れも増すばかりで、ハーモニカ部にも入部した。
学校生活が明るくなった。

 裕一は、気持ち良くハーモニカを吹きながら下校しようとしていた。
そこへ、どこからともなく、久志があらわれた。
いつも、ビックリさせられる。
久志は、気をつけるよう忠告をしてくれた。
ねたむ奴がでてくると。
そこへ、怒声が聞こえてきた。
おとなに少年が殴られて倒れた。
乃木大将だ!
小学生なのに、家の手伝いをしているみたいだ。
その魚が腐っていたらしい。
大将は、口答えせずにそのまま土下座した。
殴ったおとなの女房がとりなす。
子どもだからと。
おとなたちは立ち去った。
そういえば、いつか父が言っていた。
善治は人がいいが、魚はいまいちだと。
天秤棒をかついだ大将と、視線が合ってしまった。
なにか言わなくては。
やあ、というのが精一杯だった。
大将はなにも言わず、立ち去った。
弟らしい、おさな子を連れて・・・

 いっぽう、三郎は番頭からの話を聴く。
帳簿をわたされた。
景気は悪くなる一方だと言う。
ため息がでた。
しかし、番頭の言葉にむっとした。
つい大声がでた。
借金?
使用人たちが不安の色をうかべる。
安心させなければ。
まかせろと大見得をきった。
・・・しかし、誰もカネを貸してくれなかった。

 三郎は、人気の『セノオ楽譜』を裕一に買い与えた。
表紙は、竹久夢二だ。
思いがけぬ収穫に、裕一が喜んでくれている。
これでいい。
妻の話を聴いたからには。
茂兵衛からの融資を受けるためには、この子か浩二のどちらかを養子に出さなければならない。
飲まなくてはやっていられない。
・・・まだ、日は高いが。

 裕一は、自宅に帰る道すがら、中身を見てみた。
とたんに、後悔した。
久志の言う通りだった。
大将の子分たちにからまれた。
必死に逃げた。
しかし相手に捕まってしまった。
ちからずくで楽譜を奪われてしまった。
しかも、音楽をバカにする。
やっと見つけた生きがいを。
とっさにつかみかかった。
初めてのことだった。
ふたまわり大きいほうに・・・
痛い!
息ができない。
ひざ蹴りをくらったようだ。
返せ!声をふりしぼった。
それをあざわらうかのように、太っちょが楽譜を両手でつかむ。
ああ、破られてしまう。
大事な楽譜が・・・
びくっとした!
大将の声がしたのだ。
不思議だ。
破るのをやめさせてくれた。

 部屋に帰った裕一は、大将にわたす物があることを思い出した。
『古今和歌集』だ。
おとなに殴られていたあのとき、落としていったものだ。
返さなくては。
今度は自分の番だ。
うろ覚えで善治の家を訪ねてみた。
またしても、おとなの怒声と少年の殴られる音が聴こえた。
殴られたのは、同じく乃木大将こと鉄男だった。
殴ったのは、その父親の善治。
「優しい」はずの善治。
・・・鬼の形相だった。

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エール第5話の感想

裕一も、ひとびとの裏の顔に気づきはじめてしまいましたね。
鉄男の意外な事情も知ってしまいました。
「悔しいことを、笑ってごまかすな!」
そう、「悔しい」思いを、誰よりも良く知っているはずですね。

・・・理不尽です。
小学生なのに、配達をさせられる。
小学生なのに、殴られる。
客からの苦情を改善するよう、父親に行っても殴られる。
しかも、善治はそとづらが良いので、いつも対比させられる。
裕一も、そう父親から聴いていました。
これが、悲しいけれども現実なのかもしれません。

 三郎は知らなかったのですね。
まさは、天然っぽいけれども、罪つくりです。
黙って三郎に行かせていれば、責任を分担できたのに。
もっと早ければ、もの心つくまえであれば・・・
いまさら言ってもはじまりませんね。

・・・茂兵衛は、案外いい人なのかもしれませんよ。
私の、あてにならない勘ですが。
少なくとも裏表はなさそうです。

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