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エール4話ネタバレあらすじと感想

連続ドラマ

4月2日、NHK連続テレビ小説「エール」の第4話が放送されました。
 
 
裕一は小学5年生になり、音楽教育に力を入れる藤堂が担任となる。ある日、藤堂が北原白秋の詩に曲をつける宿題を出す。クラスメートの佐藤久志は、普段から西洋音楽を聴いている裕一ならきっと作曲できると言う。裕一は母・まさと、川俣にある母の実家へ。
 
 
この記事では、4月2日放送の第4話のネタバレ感想について、お伝えいたします。

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前回までのあらすじ

当時、日本は好景気に沸いていた。
 
文化的にも爛熟(らんじゅく)していた。
 
にもかかわらず、落ち込んでいる者がいた。
 
裕一と、その父親だった。
 
正確には父親の商売が、というべきか。
 
当の三郎は、弱点については楽観していたが、息子の悩みは深刻だった。
 
裕一は考えた。
 
運動会なんて、なんのためにあるのだろうと。
 
そんな気持ちが災いしたのか、騎馬戦の練習でケガを負った。
 
自分より、ふたまわりも大きい同級生が、落ちてきたのだ。
 
足首に。
 
しかも、教師は平手でなぐった。
 
事情を説明しようにも、吃音(きつおん。どもること)のせいで、うまく説明できなかった。
 
そんな自分を2発目から救ってくれたのは、藤堂先生だった。
 
それどころか、先生は新任にもかかわらず、自分をいちばん良く理解してくれた。
 
なぜか、吃音のもどかしさを知っていたのだ。
 
 
 
運動会の当日、国威発揚のためか、町をあげての大応援団が待ち受けていた。
 
裕一は痛む足を引きずりながら、何とか最後の徒競走まで持ちこたえた。
 
しかし、無理だった。
 
前日、父が蓄音機まで動員させて練習させてくれたのに。
 
観客は、大爆笑だった。
 
いつもの愛想笑いで逃げようかと考えたいたときに、不意にあるメロディーが聞こえてきた。
 
みると、藤堂先生が懸命に指揮を執っている。
 
ハーモニカの合奏だった。
 
ふらふらになってゴールを目指す自分に、はじめて大歓声が沸き起こった。
 
ゴールで受け止めてくれたのは、ほかならぬ先生だった。

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エール第4話のネタバレあらすじ

裕一は5年生にあがり、クラス替えもあった。
 
うれしいことに担任は、藤堂先生だった。
 
そしてなにかと話しかけてくれる、蝶ネクタイの久志も同級生だった。
 
良かった。
 
そう思っていたら、乃木大将の腰ぎんちゃくのふたりも同じクラスだった。
 
またいじめられ続けるのか?
 
とたんに憂鬱になった。
 
いつも、こうだ。
 
たまには良いことが続いても良いのではないか、裕一はそう思った。
 
 
 
音楽の授業がはじまった。
 
「かなりや」の合唱が始まった。
 
これはのちに日本レコード大賞でもおなじみとなる西條八十(さいじょうやそ)の作詞、「赤い鳥」専属の成田為三作曲の童謡だった。
 
ちなみに、「赤い鳥」とは、児童向けの文学誌であるとともに、流行歌としての「童謡」が掲載、確立され、大変な人気を博した。
 
藤堂はクラス全員に、白秋の詩をもとに作曲をしてみろと話した。
 
 
 
教室のみんなは、仰天した。
 
裕一も。
 
作曲は宿題となった。
 
ただ、ほかならぬ先生の言うことだ。
 
譜面に歌詞と、音符のイメージが図示してある。
 
だめでもともと。
 
いつものことだ。
 
そうだ、「をがわ」に行けば、なにか分かるかもしれない。
 
しかし、なにも浮かばない。
 
せせらぎが聴こえるだけだ。
 
そこへ、声がした。
 
ビックリした。
 
良かった、久志だ。
 
いじめっ子ではない。
 
ただ、作曲は簡単だという久志の言葉には納得がいかなかった。
 
蓄音機で何を聴いているのかという問いに、恥ずかしそうに答えたが、西洋音楽も付け加えた。
 
すると、意外な答えが返ってきた。
 
父をかっこいい、と言ったのだ。
 
みんな、父の陰口を言うのに。
 
うれしい。
 
だけど、作曲は・・・
 
しかし、できると言ってくれた。
 
先生と同じだ。
 
自分を否定せず、励ましてくれる。
 
裕一は、立ち上がって礼を言う。
 
父親をほめてくれたことを。
 
・・・ちゃんと、話せた。
 
すこし、どもりながらも。
 
 
 
裕一が家に帰ってみると、さらにうれしいことがあった。
 
三郎がプレゼントを用意してくれていたのだ。
 
レコードだ。
 
しかも、全集だ。
 
そういえば久志が、クラシックを聴いていれば、作曲は簡単だと言っていた。
 
遠慮がちに父親に訊いてみる。
 
作曲をしたことがあるかと。
 
こういうときは、やはりどもってしまう。
 
父は浪曲調に歌詞を謡(うた)った。
 
三郎は息子の様子を見て考えた。
 
違うようだ。
 
・・・もしかして、息子の好きな西洋音楽か?
 
 
 
翌日、裕一は母とともに川俣へ向かった。
 
通りは大変なにぎわいだ。
 
すごい、大道芸人までいる。
 
そうして、もうすぐ「優しい」お祖父ちゃん、お祖母ちゃんに会える。
 
裕一の心は弾んだ。
 
・・・怖い伯父さんがいるが。
 
着いた!
 
いつ来ても大きな門構えだ。
 
挨拶をすませると、母が映画館へ行こうと誘う。
 
うれしかった。
 
洋服に着替えた母はいつもと違う。
 
たっぷり映画を楽しんだあと、ついお世辞まで言ってしまった。
 
すると帰りには、飴まで買ってくれた。
 
ふと、裕一は思った。
 
ここにはいじめっ子はいないと。
 
母が旧友に出会った。
 
話は長くなりそうだ、まったく・・・
 
そのとき、心に響く旋律が耳に入った。
 
われを忘れてその声の方角に向かう。
 
母を置き去りにして・・・
 
 
 
教会の会堂では、女声コーラス隊が賛美歌を歌っていた。
 
裕一は題名を知らなかったが、「いつくしみ深き」は天上の音楽のように聞こえた。
 
オルガンの音色さえ、親しんだ小学校のものとは別物だった。
 
歌い終えたコーラス隊の真ん中の少女が、自分に向かって手を振ってくれた。
 
教会をでた裕一は、母の心配も夢み心地で聴いた。
 
そして、言ってしまった。
 
ここは、いいと・・・
 
 
 
その晩、茂兵衛がまた話を蒸し返す。
 
兄は、一手も投じられていないチェスボードの向こうから、ブランデーグラスを置く。
 
まさは、目を伏せた。
 
そう、兄はあのとき催促をしに来たのだった。
 
運動会に顔を出したのも、このためだった。
 
裕一か浩二。
 
言えるわけがない。
 
三郎は、メンタルが弱い。
 
兄の言うことはよく分かる。
 
「厳格な」父母が言ったのだろう。
 
跡継ぎの産めない嫁などいらないと。
 
自分が三郎に言うほかないだろう。
 
さもなければ、呉服店はつぶれてしまう。
 
うしろ盾が無ければ。
 
言わなければならない。
 
孫をおくりだすと、祖父は仮面をかなぐり捨てた。
 
わが子、茂兵衛に厳しく迫った。
 
二者択一だと。
 
養子か、離縁か。
 
 
 
三郎は、はしゃいだ。
 
やっと、長男が帰ってきた。
 
留守番の弟にスノードームのみやげなど買って。
 
浩二は思った。
 
父は、兄ばかりかわいがる。
 
いまも、なにかをわたした。
 
兄が喜ぶものだ。
 
・・・ひとり、スノードームで遊んだ。
 
 
 
裕一は、父がわたした白紙の五線譜を見つめた。
 
なにか、書かなくてはならない。
 
「作曲入門」を開いた。
 
これも読まなくてはならない。
 
部屋のランプは深夜まで灯っていた。
 
 
 
翌朝、裕一は早起きして音楽教室へ向かった。
 
そっと、オルガンのキーをたたく。
 
そして記憶をたどってみる。
 
そうだ!
 
見たものすべてだ。
 
 
 
・・・藤堂がいつも通り教室へ入ると、天才少年が眠っていた。
 
まもなく目覚めるだろう。
 
チョークで書かれた音符を見ながら、そう思った。

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エール第4話の感想

うわ、怖い。
 
体育教師より怖いですね、
 
茂兵衛も板挟みになっていたのですね。
 
厳格な父親と、優しい妹とのあいだで。
 
かといって、茂兵衛が言えば、三郎は開き直ってしまうでしょう。
 
そもそも、無理やり通せる話ではないですから。
 
 
 
それにしても、複雑ですね。
 
私は、浩二の表情にも哀しみが宿っているように見えました。
 
まさは、裕一に冷たいと思っていましたが、バランスをとっていたのですね。
 
 
 
それにしても、三郎はなぜ浩二も留守番させたのでしょうか。
 
まさか、養子の件を知っていて、いまのうちは裕一に優しくしようと・・・
 
まさか、まさかですよね。
 
そんな・・・

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