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エール2話ネタバレあらすじと感想

連続ドラマ

3月31日、NHK連続テレビ小説「エール」の第2話が放送されました。
 
 
舞台は明治42年に。福島の県下有数の老舗呉服屋「喜多一」の店主・古山三郎(唐沢寿明)とまさ(菊池桃子)に、待望の長男・裕一が誕生する。三郎は大喜びで、当時はまだ珍しいレジスターを奮発して買ってしまう。それから10年。両親の愛情をたっぷり受けて育った裕一は、不器用で内気な少年で、同級生からもいじめられがち。
 
 
この記事では、3月31日放送の第2話のネタバレ感想について、お伝えいたします。

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前回までのあらすじ

古山裕一は、日本を代表する作曲家に成長した。
 
その証しとして、東京オリンピックのテーマソングを依頼された。
 
妻の名前は音(おと)という。
 
音の鼻歌のおかげで、作曲そのものはスムーズに進んだ。
 
いきなり、総譜を書きはじめたのである。
 
なめらかに筆をはしらせた裕一は、『オリンピック・マーチ』を完成させた。
 
しかしそんな実績も、いざオリンピックという大舞台を前にしては何の役にも立たなかった。
 
実績は自信へとはつながらなかったのである。
 
入場前には尻込みし、地下トイレへ逃げ込んだ。
 
音が連れ出そうとしたが、無理なものは無理だった。
 
入り口でもめている裕一に、見知らぬ青年が話しかけた。
 
九州弁まる出しで。
 
だが、朴訥(ぼくとつ)な青年の言葉は、裕一の心を打った。
 
家族親戚を長崎で失った青年のほうこそ、裕一の歌に生きる気力をもらったと言うのだ。
 
裕一は、音の手を取って入場した。
 
 
 
それからさかのぼること50年あまり。
 
裕一は福島の地に産声(うぶごえ)をあげる。

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エール第2話のネタバレあらすじ

裕一の生家は裕福な呉服店だった。
 
母の「まさ」は、歳を重ね出産は無理かと思いかけていた。
 
しかし、裕一という跡取りが生まれたのであった。
 
うれしさもひとしおだ。
 
いとおしそうに、生まれたばかりのわが子を見つめる。
 
しかし、その子の父親がいない。
 
どこへ行ったのだろう。
 
まさは、夫に関してはそう心配をしていない。
 
いつものことだったからだ。
 
当の本人は、喜色満面で歓声をあげながら、通りをどこかへ走りさった。
 
やがて、何か大きな荷物を大八車(だいはちぐるま)に載せて帰ってきた。
 
そして、自分の店のまえに停めると、使用人にそれを開梱するように指示をした。
 
裕一の出産の記念にと、大枚(たいまい)をはたいて購入したのである。
 
あとを使用人にまかせると、三郎は奥の間へと急いだ。
 
妻の名前を大声で呼びながら。
 
ちなみに三郎は名前が示す通り、もともと三男坊であったが、ふたりの兄が相次いで他界し、この大店(おおだな)の跡を継いだのだった。
 
三郎は、開梱をしたものを妻の枕もとへ持ってくるよう指示した。
 
大げさに手を振り、大声を出して。
 
品物は、男ふたりで運んでくる。
 
まさは、初めて見る大きな金属のかたまりに驚き、何なのかを夫に尋ねる。
 
三郎は、レジだと言い、誇らしげに自慢した。
 
この男は、新しもの好きらしい。
 
ただ、こんな騒ぎのなかでも、裕一はすやすやと眠っていた。
 
大物・・・なのかな。
 
使用人は、いつまで持っていたらいいのか困惑していた。
 
こんな重たいものを・・・
 
 
 
裕一は、小学生からいじめられっ子だった。
 
なにより緊張すると吃音(きつおん、どもりのこと)がでるのである。
 
体育も苦手だった。
 
いじめっ子の格好の標的とされたのである。
 
あるとき、裕一が写生をしていると、そいつらがやってきた。
 
またか!
 
どうしてつきまとうのだろう。
 
すぐにその理由が明らかになった。
 
呉服店の娘の、「とみ」をつれてきたのだ。
 
女の子と戦わせて、面白がろうとしているのだった。
 
いつもと同じように逃げようとかと考えていたら、なんといじめっ子の番長格があらわれた。
 
通称「乃木大将」である。
 
それでも、こわごわ逃げようとした。
 
その背中に、とみが残酷な言葉を投げかけた。
 
吃音は、三郎のせいだと。
 
誰あろう、大好きな父親の悪口を言われ、裕一のスイッチが入った。
 
初めてタイマンをした。
 
しかし、結果はとみの圧勝だった。
 
倒れた裕一に、見届け役の番長が近づく。
 
ごまをするような笑いを返すしかなかった。
 
番長は女に負けたことより、おもねるような、その笑いをむしろ軽蔑した。
 
悔しいのに、笑いでごまかすな、ということだ。
 
負け癖をつけるなと言いたかったのだろう。
 
 
 
三郎の言葉に善治が相槌(あいづち)をうつ。
 
裕一を心配してのことだ。
 
三郎が自分の若い頃の腕っぷしを自慢しようとしたら・・・茂兵衛に声をかけられた。
 
とたんに弱気になる。
 
顔を向けて返事をしたと思ったら、壁に手をつき、またその顔を伏せる。
 
茂兵衛はさっさと店に入った。
 
相変らずだな、この男は。
 
覇気がない。
 
今は相手にしている場合ではない。
 
そう思ったのだろうが、なにも言わずに通り過ぎた。
 
 
 
まさが、兄の問いにおそるおそる答える。
 
あいまいな返事だった。
 
茂兵衛は、義弟の三郎がうまく店をまわしているのかと尋ねたのである。
 
銀行家としての意見を言おうとしたのだが、まさは聞きたくなかった。
 
 
 
帰り際、茂兵衛は義弟の様子を見た。
 
蓄音機の講談に振りをつけている。
 
レジに続き、蓄音機まで・・・
 
茂兵衛は、全否定した。
 
店が成り立っての遊びなら良い。
 
経営に貢献するならレジも良い。
 
しかし・・・
 
茂兵衛の威厳に、ただただ媚(こび)をうる三郎だった。
 
義兄の背中を見送る三郎は、通りかかった妻に苦言を吐いた。
 
むしろ、八つ当たりだった。
 
まさは、伝えておくと答えた。
 
 
 
義兄と入れ替わりに息子が帰ってきた。
 
顔に傷!
 
また、いじめにあったのか?
 
三郎が部屋の外から声をかける。
 
返事があった。
 
三郎が部屋に入る。
 
裕一は思った。
 
母は弟ばかり可愛がる。
 
父だけが自分の味方だ。
 
しかし、ケンカに勝てなかった。
 
汚名を晴らしたかった。
 
父の代になって、落ち目になったという、とみの言葉に対し。
 
父は、部屋に入っても、話を始めない。
 
どちらも、とっかかりがないと話しだせない性格だ。
 
しかし、なんでもない話に、とっかかりは生まれた。
 
ただ、息子の言葉には、三郎さえも言葉をうしなった。
 
山や川を好きだと言うのだ。
 
吃音を気にしなくて良いからだ。
 
裕一は、絵を描きはじめ、父はそっと部屋をでていった。
 
自分と一緒のときには、吃音がでない。
 
なぜだろう、と考えながら三郎は階下へおりた。
 
 
 
ふと、裕一は耳を澄ませた。
 
心地よい曲が聴こえる。
 
どこだ。
 
下だ。
 
そういえば、父がレコードがどうとか言っていた。
 
下りてみると、その音はたしかに蓄音機から聞こえた。
 
 
 
・・・『威風堂々』と。

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エール第2話の感想

今日は、「特別の1日」です。
 
なんと、蓄音機から流れてきたのは、エルガーでしたね。
 
彼はウースター近郊で生まれ育ちました。
 
私の大好物、英国磁器のなかでも特別な位置づけの、ロイヤル・ウースターに代表される窯業の街です。
 
ウスター・ソースのほうが有名かもしれませんが。
 
そして、『威風堂々』です。
 
これは、「ららら♪クラシック」で放映されて以来、我が家の夕食の先触れとなる音楽でした。
 
 
 
本当は、この前奏のあとに合唱団のコーラス、間奏と続き、英国第二の国歌という『Land of Hope and Glory』が英国全土で轟きわたるのです。
 
もちろん、ロイヤル・アルバート・ホールを埋め尽くした大観衆も含めて。
 
我が家でも「らん~お~ほ~えんぐろ~り~」と分かるところまで歌っていました。
 
しかし、BDが再生不能になってしまい、『Land of Hope and Glory』はいつしか忘れかけた存在になりました。
 
今日、裕一といっしょにイントロを聴き、ユーチューブで検索したところ、その映像がありました。
 
2012年、ビエロフラーヴェック指揮のプロムナード・コンサートのもの、間違いありませんでした。
 
 
 
・・・この曲がいじめられっ子、裕一の『希望』となることを願って。
 
・・・なつかしい歌が あなたのあの歌 希望という名のーチがひびく・・・
 
(藤田敏雄作詞『希望』より)
 
 
 
いちど 、みなさんも『Land of Hope and Glory』を歌ってみられたらいかがでしょうか?
 
爽快ですよ。

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