久松勇人(ひさまつ はやと)

大越組・若頭、久松茂の息子。
19年前の大越組襲撃事件の際に命を落とした暴力団員の父と同じ道を選ばず、母を支えながら、
まっとうに生きる心優しい青年。ある事件をきっかけに、五誠会に対して復讐心を抱く。

東出昌大

1988年2月1日生まれ。埼玉県出身。高校時代にメンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得しデビュー。モデルとして活躍した後、12年『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督)の出演を機に俳優デビュー。同作での演技が絶賛され、第67回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞など数多くの新人賞を受賞。その後、連続テレビ小説「ごちそうさん」(13/NHK)でヒロインの夫・悠太郎を演じ全国的な人気を博す。14年には『クローズ EXPLODE』(豊田利晃監督)、『アオハライド』(三木孝浩監督)と立て続けに主演作が公開。そのほか『奇生獣』(14/山崎貴監督)、「問題のあるレストラン」(15/CX)などでも存在感を発揮、大河ドラマ「花燃ゆ」(15/NHK)ではヒロインの夫で幕末の志士・久坂玄瑞を熱演。さらにカズオイシグロの短編集を舞台化した「夜想曲集」に主演、舞台デビューも果たすなど、活躍の場を広げており、今後の躍進が期待される若手俳優の一人である。

大越大輔(おおこし だいすけ)

大越組・組長、大越康生の息子。
誠司のボディーガード。19年前の襲撃事件で父を失い、大越組を解散させられるも、再興を胸に秘め、五誠会の構成員となり従っている。

桐谷健太

1980年2月4日生まれ。大阪府出身。テレビドラマ「九龍で会いましょう」(02/EX)で俳優デビュー。その後、映画『ゲロッパ』(03/井筒和幸)や、テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」(05/TBS・MBS)等に出演。2007年、『愚郎-GROW-』(榊英雄監督)で映画初主演。同年『クローズZERO』(07/三池崇史監督)の辰川時生役の演技が絶賛され、翌2008年のテレビドラマ「ROOKIES ルーキーズ」(08/TBS・MBS)で全国的な人気を博す。近年は、『パッチギ!LOVE&PEACE』(07/井筒和幸監督)、『BECK』(10/堤幸彦監督)、『ソラニン』(10/三木孝浩監督)、『オカンの嫁入り』(10/呉美保監督)、『黄金を抱いて翔べ』(12/井筒和幸監督)、『アウトレイジ ビヨンド』(12/北野武監督)、「埋もれる」(14/WOWOW)、「予告犯‐THE PAIN‐」(15/ WOWOW)、「永遠の0」(15/TX)、『くちびるに歌を』(15/三木孝浩監督)、『種まく旅人 くにうみの郷』(15/篠原哲雄監督)など話題作に立て続けに出演。映画、TVと多方面で幅広く活躍。今後の出演作に『BAKUMAN』(15/大根仁監督)が待機している。

菊池麻美(きくち あさみ)

過去の秘密をネタに五誠会に強請(ゆす)られ、売春を強要されている元アイドル。

土屋アンナ

1984年3月11日生まれ、東京都出身。
98年にモデルデビュー。雑誌「セブンティーン」の専属モデルを経て、数多くの雑誌や広告、TV-CMなどでトップモデルとして活躍。同時に女優としても04年に『下妻物語』(中島哲也監督)、『茶の味』(石井克人監督)に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞他、その年の新人賞を総なめにする。その後、07年には『さくらん』(蜷川実花監督)での主演をはじめ数々の作品に出演。主な出演映画作品に、『嫌われ松子の一生』(06/中島哲也監督)、『どろろ』(07/塩田明彦監督)、『パコと魔法の絵本』(08/中島哲也監督)、『ヘブンズ・ドア』(09/マイケル・アリアス監督)、『カムイ外伝』(09/崔洋一監督)、『RETURN』(13/原田眞人監督)、『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』(15/平野俊一監督)など。またミュージシャンとしても数多くの楽曲をリリースしマルチな才能で活躍を続ける。

森澤慶一(もりさわ けいいち)

身元不明のルポライター。19年前の事件に強い執着を持つ。

柄本佑

1986年12月16日、東京都生まれ。2001年に、映画『美しい夏キリシマ』(03/黒木和雄監督)のオーディションに合格し、映画主演デビュー。同作で、第77回キネマ旬報ベストテン新人男優賞、日本映画批評家大賞新人賞を受賞。高い評価を受け、その後も『17歳の風景~少年は何を見たのか』(05/若松孝二監督)主演をはじめ数々の映画、ドラマに出演。主な出演映画作品に、『69 sixty nine』(04/李相日監督)、『真夜中の弥次さん喜多さん』(05/宮藤勘九郎監督)、『チェケラッチョ!!』(06/宮本理江子監督)、『グミ・チョコレート・パイン』(07/ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督)、『ラッシュライフ』(09/真利子哲也監督 ほか)、『ノーボーイズ、ノークライ』(09/キム・ヨンナム監督)、『空気人形』(09/是枝裕和監督)、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10/大森立嗣監督)、『臨場 劇場版』(12/橋本 一監督)、『横道世之介』(13/沖田修一監督)、『ピース オブ ケイク』(15/田口トモロヲ監督)、『赤い玉、』(15/高橋伴明監督)など。近年では『フィギュアなあなた』(13/石井 隆監督)で主演を務め、石井監督とは2度目のタッグとなる。

式根誠司(しきね せいじ)

表向きは芸能事務所社長、内実は父・隆誠の跡目を継ぐ次期三代目。
ディスコ・バーズをアミューズメント施設へ改装、同地で自身の結婚披露宴を計画している。

安藤政信

1975年5月19日、神奈川県生まれ。96年に北野武監督の『キッズ・リターン』で主演デビューし、日本アカデミー賞をはじめ主要映画賞の新人賞を多数受賞。以後、映画を中心に活躍し、『バトル・ロワイアル』(00/深作欣二監督)、『RED SHADOW 赤影』(01/中野裕之監督)、『69 sixty nine』(04/李相日監督)、『亡国のイージス』(05/阪本順治監督)、『ストロベリーショートケイクス』(06/矢崎仁司監督)、『悪夢探偵』(07/塚本晋也監督)、『さくらん』(07/蜷川実花監督)、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(07/三池崇史監督)など名だたる監督の話題作に次々に出演。09年、チェン・カイコー監督の『花の生涯~梅蘭芳~』への出演を機に、活動のフィールドをアジアに拡大。近年では『セデック・バレ 第一部 太陽旗/第二部 虹の橋』(11/ウェイ・ダーション監督)、『スマグラー -おまえの未来を運べ-』(11/石井克人監督)、『ペタル ダンス』(13/石川寛監督)等に出演、等身大の役柄から殺人鬼まで幅広く演じわける、唯一無二の個性を放つ稀有な俳優である。

氷頭 要(ひず かなめ)

19年前の事件関係者で、唯一の生存者。過去の因縁を解消するため再びその身を投じる。

根津甚八

1947年12月1日生まれ。山梨県出身。1969年唐十郎の状況劇場に入団。70年舞台『ジョン・シルバー 愛の乞食篇』でデビュー。74年には『唐版・風の又三郎』で主役、看板役者となる。同74年『濡れた賽の目』(若松孝二監督)で劇場用映画デビューを果たし、75年には『娘たちの四季 愛は素直に』(CX)でテレビドラマにも出演。78年には大河ドラマ『黄金の日々』(NHK)石川五右得衛門役で人気を博す。79年に状況劇場を退団後も『影武者』(80/黒澤明監督)、『乱』(85/黒澤明監督)など黒澤作品のほか『さらば愛しき大地』(82/柳町光男監督)では日本アカデミー賞優秀主演男優賞をはじめキネマ旬報主演男優賞など多くの賞を獲得。日本映画界を代表する俳優として活躍するが10年に俳優業を引退。石井隆監督とは『月下の蘭』(91)をはじめ『夜がまた来る』(94)、『GONIN』(95)、『GONIN2』(96)、など7作品に出演。本作『GONIN サーガ』で11年ぶりに一度限りのスクリーン復活を果たす。

明神(みょうじん)

探偵稼業を名乗るヒットマン。五誠会によって雇われた刺客。

竹中直人

1956年生まれ。神奈川県出身。
83年にテレビ朝日系「ザ・テレビ演芸」でデビュー。シティボーイズ、いとうせいこう、中村ゆうじ等と結成した“ラジカル・ガジベリビンバ・システム"で注目を浴びる。その後、主演・監督を務めた『無能の人』(91)で、その類い稀な才能を開花させ、第48回ヴェネチア国際映画祭国際批評家連盟賞、第15回日本アカデミー賞優秀作品、優秀監督、優秀主演男優賞を受賞。また、NHK大河ドラマ「秀吉」(96)で豊臣秀吉を演じ、名実ともに人気を博す。石井隆監督作品へは、監督のデビュー作『天使のはらわた 赤い眩暈』(1988)を始め、『死んでもいい』(92)、『ヌードの夜』(93)、『夜がまた来る』(94)、『GONIN』(95)、『GONIN2』(96)、『フリーズ・ミー』(00)、『人が人を愛することのどうしようもなさ』(07)、『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(10)、『フィギュアなあなた』(13)、『甘い鞭』(13)などほぼ全てに出演。近年は、『天空の蜂』(15/堤幸彦監督)への出演や、日本・トルコ合作映画『海難1890』(15/田中光敏監督)の公開を控えるなど、俳優、作家、映画監督、声優と多彩に活躍を続けている。

余市(よいち)

明神と行動を供にする謎の美女。

福島リラ

2003年にNY移住後、国内外ブランドのキャンペーンモデルを務め脚光を浴びる。その後も東京やNYを中心にファッション、カルチャーシーンを中心に雑誌、広告等に出演。現在、東京をベースに活動の場を広げ、2013年ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』(ジェームス・マンゴールド監督)にヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの相棒ユキオとして出演し、本格的に女優業も開始。国内ではNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)や「ロング・グッドバイ」(14/NHK)などのドラマや映画『ささらさや』(14/深川栄洋監督)に出演する他、海外ドラマ「ARROW/アロー」シーズン3(14/WARNER BROS)にも出演する等、今後も国際的な活躍が期待される。

式根隆誠(しきね たかまさ)

初代五誠会会長直系の二代目。麻美を愛人として囲う冷徹な男。

テリー伊藤

1949年、東京築地出身、演出家。早稲田実業中等部、高等部を経て日本大学経済学部に入学。
大学卒業後、テレビ番組制作会社“IVSテレビ"に入社、「天才たけしの元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」などヒット番組を手掛ける。2006年には市川準監督の『あおげば尊し』で主演を務め、死と向き合う難しい役どころを好演、2010年公開のドキュメンタリー映画『10億円稼ぐ』では初監督も務めるなど、その多才ぶりを発揮している。

久松安恵(ひさまつやすえ)

茂の妻、勇人の母。汚名を着せられた夫の無念を晴らそうと躍起になっている。

井上晴美

1974年9月23日生まれ。熊本県出身。
91年にアイドル歌手デビュー。数多くのグラビアや雑誌で脚光を浴びる。その後、女優に転身、映画、ドラマで活躍。主な映画出演作に、『月光の囁き』(99/塩田明彦監督)、『新・仁儀の墓場』(02/三池崇史監督/)、『MAZE マゼ』(05/岡田主監督)、『風のダドゥ』(06/中田新一監督)などがある。石井隆監督作品へは、『フリーズ・ミー』(00)、『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(10)をはじめ、3度目の出演となる。

大越加津子(おおこし かつこ)

康生の妻、大輔の母。

りりィ

1972年アルバム「たまねぎ」で歌手デビュー。74年シングル「私は泣いています」がミリオンセラーを記録、女性シンガーソングライターの先駆けとして注目を浴びる。セカンド、サードアルバムと大ヒットを続ける一方、女優としても、映画『夏の妹』(72/大島渚監督)、『処刑遊戯』(79/村川透監督)などに出演。
<主な映画出演作>
『ニンゲン合格』(99/黒沢清監督)、『のど自慢』(99/井筒和幸監督)、『ざわざわ下北沢』(00/市川準監督)、『パーク アンド ラブホテル』(08/熊坂出監督)、『ヴィタール』(04/塚本晋也監督)、『蟲師』(07/大友克洋監督)、『休暇』(08/門井肇監督)、『グーグーだって猫である』(08/犬童一心監督)、『奇跡』(11/是枝裕和監督)、『ぶどうのなみだ』(14/三島有紀子監督)『FOUJITA』(15/小栗康平監督)、『縁(えにし)』(16/堀内博志監督)

百合香(ゆりか)

誠司の裏の顔を知らず、幸せな結婚生活を想い描くフィアンセ。

松本若菜

1984年2月25日生まれ。鳥取県出身。
「仮面ライダー電王」(07/EX)で女優デビュー。ドラマ、CMに出演する傍ら、自身の出身地である鳥取県の「とっとりふるさと大使」を務めるなど、多分野で活躍している。
<主な映画出演作>
『腐女子彼女。』(09/兼重淳監督)、『ゴーストライター・ホテル』(11/伊東寛晃監督)、『旧支配者のキャロル』(12/高橋洋監督)、『ペコロスの母に会いに行く』(13/森﨑東監督)、『はなればなれに』(14/下手大輔監督)、『駆込み女と駆出し男』(15/原田眞人監督)、日米共同制作映画『小春日和』(15/齋藤俊道監督)

松浦 譲(まつうら ゆずる)

かつては誠司のボディーガード役の一構成員にすぎなかったが、のちに五誠会傘下松浦組の組長に就任。

菅田 俊

1955年2月17日生まれ。山梨県出身。
俳優を志し、東映の門を叩く。菅原文太に師事、その後、唐十郎率いる劇団状況劇場に入団、活動の場を舞台中心に移す。映画『あぶない刑事』(87/長谷部安春監督)でスクリーン復帰以後は、幅広い演技力で観る者を魅了する個性派俳優として映画、ドラマ、舞台で活躍。
<主な映画出演作>
『キル・ビルVol.1』(03/クエンティン・タランティーノ監督)、『ラストサムライ』(03/エドワード・ズウィック監督)、『Bunraku』(10/ガイ・モシェ監督)、『沈黙』(15/マーティン・スコセッシ監督)

黒木正行(くろき まさゆき)

松浦組の武闘派構成員。松浦のボディーガード役。

井坂俊哉

1979年5月10日 生まれ。静岡県出身。
2001年『GO』(行定勳監督)で映画デビュー。NHK連続テレビ小説「純情きらり」(06)で注目を集め、『パッチギ!LOVE&PEACE』(07/井筒和幸監督)では主演を果たす。その後も数々の映画、ドラマ、舞台に出演。
<主な映画出演作>『砂時計』(08/佐藤信介監督)、『アリア』(08/村松亮太郎監督)、『TOGETHER』(09/武藤数顕監督)、『わたし出すわ』(09/森田芳光監督)、『アウトレイジ ビヨンド』(12/北野武監督)、『図書館戦争』(13/佐藤信介監督)、『牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔』(15/雨宮慶太監督)、『縁~THE BRIDE OF IZUMO~』(16/堀内博志監督・クリストファー・ドイル撮影監督)

久松 茂(ひさまつ しげる)

19年前の襲撃により死亡。殺害されたにもかかわらず、騒動の責任を負わされ、破門処分。

鶴見辰吾

1964年12月29日生まれ、東京都出身。77年に俳優デビュー。79年、TVドラマ「3年B組金八先生」第一シリーズで評価され、以降TVドラマ、映画、舞台と広く活躍。石井 隆監督作品には前作『GONIN』(95)の他、『GONIN2』(96)、『フリーズ・ミー』(00)などに出演。
<主な映画出演作>『アントキノイノチ』(11/瀬々敬久監督)、『黄金を抱いて翔べ』(11/井筒)、『麒麟の翼〜劇場版・新参者〜』(12/土井裕泰監督)、『カラスの親指』(12/伊藤匡史監督)、『ストロベリーナイト』(13/佐藤祐市監督)、『舟を編む』(13/石井裕也監督)、『わたしのハワイの歩き方』(14/前田耕司監督)『バンクーバーの朝日』(14/石井裕也監督)、『Zアイランド』(15/品川祐監督)

万代樹彦(ばんだい みきひこ)

ディスコ・バーズの元オーナー。19年前の大越組襲撃事件の首謀者。

佐藤浩市

1960年12月10日生まれ、東京都出身。
80年、TVドラマ「続・続 事件~月の景色~」(NHK)で俳優デビュー。映画初出演作品となる『青春の門』(81/蔵原惟繕監督)で日本アカデミー賞とブルーリボン賞の新人俳優賞を受賞。その後『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94/深作欣二監督)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、『ホワイトアウト』(00/若松節朗監督)、『壬生義士伝』(03/滝田洋二郎監督)で同最優秀助演男優賞に輝いている。今や名実ともに日本を代表する俳優の一人。<主な映画出演作>
『のぼうの城』(12/犬童一心監督・樋口真嗣監督)、『あなたへ』 (12/降旗康男監督)、『草原の椅子』(13/成島出監督)、『人類資金』(13/阪本順治監督)、『清須会議』(13/三谷幸喜監督)、『許されざる者』(13/李相日監督)、『バンクーバーの朝日』(14/石井裕也監督)等。15年も『愛を積む人』(15/朝原雄三監督)、『HERO』(15/鈴木雅之監督)、『アンフェア the end』(15/佐藤嗣麻子監督)、『起終点駅 ターミナル』(15/篠原哲雄監督)